SACD

チェロ協奏曲、歌曲集『海の絵』 デュ・プレ、ベイカー、バルビローリ&ロンドン交響楽団

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOGE12020
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

EMIクラシックス名盤SACDシリーズ
ジャクリーヌ・デュ・プレ/エルガー:チェロ協奏曲


悲劇の天才チェリト、デュ・プレが最も得意とし、大事にしてきたのがエルガーの協奏曲。曲と一体となった激しくも美しい独奏はまさに圧倒的です。ベイカーのきめ細やかな歌唱による『海の絵』とのオリジナル・カップリング。歌詞対訳付。
 アビイ・ロード・スタジオによる最新リマスター音源。(EMI)

【収録情報】
・エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 op.85
 ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
 ロンドン交響楽団
 サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音時期:1965年8月19日
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)

・歌曲集『海の絵』 op.37(全5曲)
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
 ロンドン交響楽団
 サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音時期:1965年8月30日
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
 録音方式:ステレオ(セッション)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

収録曲   

総合評価

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あまりデュ・プレのチェロが好きでない私で...

投稿日:2012/02/05 (日)

あまりデュ・プレのチェロが好きでない私でさえ最高の名演と評価しています。masatoさんがご指摘の通り、「冒頭」が勝負のこの曲、デュ・プレはものの見事に弾き込んでいます。ただいつもの私の癖で、SACDの音質が良いからこそオリジナルLPとついつい比べてしまうのですが、本SACDをもってしても、あの「冒頭」をLPのようには感動的には再現してくれません。中低域の凄みがあとわずかに再現されていないのです。しかしこの「あとわずか」が大変大きな印象の差になってしまう。ここでがっかりすると、「思い込み」の虜となり、このリマスターは成功しなかったのではないか、チェロという楽器がSACDに合わないのではないかなどと妄念が膨らみ、どうにも聴いていて落ち着かない。しかし結果として、全般に(特に高域の抜けが良く)大変生々しく再現してくれていることはまちがいなく思われ、第3楽章など、実にゆったりとした気分で音楽に浸れました。SACDは、古い録音の本来の音質を相当忠実に引き出してくれることは間違いないと思うのですが、本演奏のように、演奏の全体的な印象ではなく「ここ一発」という部分に「懐かしいこだわり」がある場合は、やはりアナログディスクとSACDの差をわずかながらも感じさせられやすくなるようです。その点、ベイカーの声は大変良かったと思います。私にとってアナログLPの全体的印象しか残っていない演奏ですから、通常CDとの圧倒的差を享受しながら、「オリジナルアナログLP同様の音質」と、ある意味無邪気に喜べる次第なのであります。

ゆりぞう さん | 兵庫県 | 不明

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LPのどこか温かみのある音も素敵でしたが...

投稿日:2012/01/21 (土)

LPのどこか温かみのある音も素敵でしたが、今回のSACD化のおかげでもうターンテーブルわざわざのせる必要もなくなった、そんな感想です。今思えばCD時代は何か、作りものを聴いていたような気がします。勿論、壮絶な名演ですが。だから時々LPの音色が恋しくなって、わざわざ引っ張り出していたのだと思います。この盤は、極論を言えば生演奏を聴いている感じです。目の前でデュ・プレが。思い起こせば、N響の招きで来日するはずが中止になり、その後音楽シーンの表舞台から消えていったデュ・プレ。故三浦先生がこの盤をお聴きになったら、どんな名文を書いて下さるだろう。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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SACD化されて、チェロが生々しく響くように...

投稿日:2012/01/17 (火)

SACD化されて、チェロが生々しく響くようになりました。オケもどっしりとして、 スケールもアップしています。CDで聴いていたときは、この曲はメランコリー一辺倒だと感じていたのですが、SACDで聴くと、その中にも、どんよりした曇り空にも薄日が差すような一瞬があったり、さまざまな表情の変化があって、より深くチェロ協奏曲を味わえるようになりました。ベイカーの端正な歌声もとてもよろしいです。

かくとしらじ さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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