CD

エルガー:チェロ協奏曲、ブリッジ:祈り ガブリエル・シュヴァーベ、クリストファー・ウォード&ウィーン放送交響楽団(日本語解説付)

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYCX10265
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


日本語解説付き
ガブリエル・シュヴァーベ/エルガー:チェロ協奏曲、ブリッジ:祈り


このアルバムに収録された2曲のチェロ協奏曲には、第一次世界大戦が暗い影を落としています。
 エルガーのチェロ協奏曲は1918年春に着想されますが、エルガーの健康状態の悪化もあって作曲が中断。構想を練り直し同年8月に完成しました。曲にはエルガーが第一次世界大戦から受けた悲劇的でメランコリックな印象が反映しています。翌1919年10月に、フランク・ブリッジの薫陶を受けたフェリックス・サモンドのソロ、エルガーの指揮で行われた初演は好評を得ることはできませんでしたが、その後、ビアトリス・ハリスンやジャクリーヌ・デュ・プレらの演奏によって、そのドラマティックな曲調が評価されて人気を獲得し、現代ではチェロ協奏曲というジャンルの代表作の1つと評価されています。
 かたやフランク・ブリッジ[1879-1941]の悲歌的協奏曲『祈り』は第一次世界大戦終結後に犠牲者を悼んで書かれた音楽。切れ目なく演奏される30分ほどの単一楽章の作品で、ゆったりとしたテンポと瞑想に誘うような静けさを基調とし、途中で戦争を思わせる激しいフレーズが挿入されています。
 名手ガブリエル・シュヴァーベは揺るぎないテクニックと振幅の大きな感情表現で、2作を思う存分弾ききっています。
 ガブリエル・シュヴァーベはベルリンに生まれ、ベルリン芸術大学とクロンベルク・アカデミーで学び、ヤーノシュ・シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ギドン・クレーメルらの薫陶を受けました。2009年にピエール・フルニエ・アウォードを受賞。リサイタル、室内楽、協奏曲のソリストとして、ドイツを中心にヨーロッパで広く活躍しています。
 国内仕様盤には中村孝義氏の日本語解説が付属します。(輸入元情報)

【収録情報】
● エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85(1919)
● ブリッジ:悲歌的協奏曲『祈り』(1930)


 ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)
 ウィーン放送交響楽団
 クリストファー・ウォード(指揮)

 録音時期:2020年12月16-18日
 録音場所:ウィーン、Grosser Sendesaal, ORF Radiokulturhaus
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)


収録曲   

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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