エドワード ケアリー

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肺都 アイアマンガー三部作 3

エドワード ケアリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488010751
ISBN 10 : 448801075X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
576p;20

内容詳細

穢れの町は炎に包まれ、堆塵館は崩壊した。生き延びたアイアマンガー一族は館の地下から汽車に乗り、命からがらロンドンに逃れる。だが、そのロンドンは闇に侵食され、人々のあいだには奇怪な感染症が蔓延していた。この町にいったいなにが起きているのか?そしてアイアマンガー一族のおそるべき野望とは?一族に反発するクロッド、瓦礫のなかから脱出したルーシー…。物語はいかなる想像をも凌駕する驚天動地の結末を迎える。アイアマンガー三部作堂々完結。

【著者紹介】
エドワード・ケアリー : 1970年にイングランド東部のノーフォーク州で生まれる。これまでに長篇小説『望楼館追想』(2000)『アルヴァとイルヴァ』(2003)を発表。イラストレーター、彫塑家としても国際的に活躍。現在はアメリカ合衆国テキサス州で妻と子供ふたりと暮らしている

古屋美登里 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紅はこべ さん

    ルーシーはやっぱり最強だった。子供達が大活躍の巻。『穢れの町』でルーシーと共に暴れ回ったビナディットの精彩を欠いたのが残念だけど。角灯団はシャーロック・ホームズのいないベーカーストリートイレギュラーズみたいなものか。最後に思い止まったのが、クロッドのクロッドたるゆえん。ヴィクトリア女王は悪役ではなかったのね。革命は成就したのか、アイアマンガーは取り込まれたのか、これまでアイアマンガーが引き受けてきたロンドンのゴミ処理はどうなるのか、全てが解決とはいかないみたいだけど、素晴らしい物語を堪能した。

  • KAZOO さん

    やっと三部作すべてを読み終わりました。実際にこのような状況がイギリスのロンドンであったのでしょうね。読んでいて気持ち悪くなりそうな感じのときもありましたがやめられません。映画化権も売れたということで誰かがつくるにせよ大変な感じがします。以前読んだ、ゴーメンガースト3部作を思い出したりしました。しばらくしたら再度読んでみたい気がします。

  • Panzer Leader さん

    「第150回海外作品読書会」 ギアが又1段入ったかのように一挙に話は進展していく。クロッドがダークサイドに落ちかけたところがちょっと納得できないながらも、ラストも綺麗に決まって読み応え抜群でした。点数付けるとすれば1-7点、2-9点、3-8点ってところかな。

  • oldman獺祭魚翁 さん

    とうとう読み終わりました。シリーズを通すと全三巻ページ数千三百を超える物語ですが、とても楽しかった。近年読んだ本の中でベスト1を挙げろと言われたら、躊躇なくお薦めできる話です。初めは嫌悪感が強かった作者ケアリー自身の手になるカバーや挿し絵も今は限りなく愛しい。そして一癖も二癖も有りそうな原文を見事に訳された古屋先生。どちらにも感謝しか有りません。高価な(三巻併せて1万円)本ですが、読んで後悔しません。先ずは第1巻「堆塵館」から読んでください。絶対に続きが読みたくなりますから…

  • naoっぴ さん

    あー終わってしまった!全編熱量たっぷり、この第三部でエネルギーはついに沸点に達し、なんとも凄まじい展開。脚本的リズム感のあるセリフ、イマジネーションを刺激する映像的描写、ダークな挿絵の三つ巴で作り上げられた世界は奇特でエキサイティング。特異なキャラ、見たことのない世界観…物語を読む楽しさを味わわせてもらった。「静粛に」を「糞粛に」とするなど遊びのある言葉が散りばめられ、さぞかし翻訳が大変だったのでは?映画化が実現したら是非字幕で観てみたいものです。楽しかった♪

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