エドワード・フランクリン・オールビー

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エドワード・オールビー 1 動物園物語、ヴァージニア・ウルフなんかこわくない ハヤカワ演劇文庫

エドワード・フランクリン・オールビー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151400032
ISBN 10 : 4151400036
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,305p

内容詳細

ある日公園でピーターはジェリーという男に出会う。問われるまま家族や仕事のことを話す。やがて饒舌なジェリーに辟易し、遂に…不条理な世界に巻き込まれた常識人を描くデビュー作「動物園物語」。パーティ帰りの真夜中、新任の夫婦を自宅に招いた中年の助教授夫妻。やがて激しい罵り合いが…幻想にすがる人間の姿、赤裸々な夫婦関係を描く「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」。現代演劇の第一人者の傑作二篇。

【著者紹介】
エドワード・オールビー : 1928年ワシントンDC生まれ。生後二週間でボードヴィル劇場チェーン経営の裕福な家庭の養子となる。いくつかの高校を転々としたのち、コロンビア大学に進学。十代後半から将来の進路について家族と意見が対立し、家を出る。デビュー作「動物園物語」(1958)は、現代社会のコミュニケーションの欠落を描いた斬新な作品、ブロードウェイ・デビューとなった「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」(1962)はたいへんな評判となり、現在も世界中で上演されている。「デリケート・バランス」(66)「海の風景」(75)「幸せの背くらべ」(91)で三度ピュリッツァー賞に輝いた、現代アメリカで最も偉大な劇作家の一人である

鳴海四郎 : 1917年、1940年東京商科大学卒、英米文学翻訳家、2004年10月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fseigojp さん

    たしかエリザベス・テイラーは、これで念願のアカデミー主演女優賞を取ったはず 

  • りえこ さん

    思っていたより面白くて、どんどん読めましたが、衝撃的でびっくりしました。

  • nightowl さん

    動物園物語:日曜の午後、公園のベンチで読書をすることが日課のピーターは精神的に危うげそうなジェリーに「動物園へ行ってきたんだ!」と声を掛けられる。仕方無く話を聞いていたが…他人と上手くコミュニケーションを取れないジェリーの選ぶ結末が悲しい。ピーターがジェリーの勢いにのまれていく部分が圧巻。無駄が無く初演時不評だったとは思えない程。ヴァージニア・ウルフ〜:大学長の娘夫婦と大学に赴任してきた教員若夫婦とのお酒が入ったおぞましき愁嘆場。見る方も演じる方も体力がかなり要りそうな作品。戯曲のみだとやや長く感じる。

  • すずき さん

    アーサー・ミラーやテネシー・ウィリアムズしか読んだことがないので当初「ヴァージニアウルフ」は意味不明というか会話が成り立っているのかどうかもわからなかった。長いわりにあまり印象に残らなかったし、同じようなことを延々と繰り返しているように思えた。ただこれは文字で読んでいるからであり、そして時間的な都合で一気に通読している訳でもないので、舞台や映画を見たら確実に感想は変わると思う。というか舞台で見てこそ台詞が活きる作品だと思う。ただそれでも「動物園物語」の方がシンプルだったと思うし、その分強烈だった。

  • tomosun さん

    人間不信に陥りそう、、カラ恐ろしい物語。オオカミもイイ迷惑だわ、きっと。

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