エドガー・アラン・ポー

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アッシャー家の崩壊/黄金虫 光文社古典新訳文庫

エドガー・アラン・ポー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334753313
ISBN 10 : 4334753310
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
303p;16

内容詳細

陰鬱な屋敷に旧友を訪ねた私。神経を病んで衰弱した友と過ごすうち、恐るべき事件は起こる…。ゴシックホラーの名作「アッシャー家の崩壊」、名探偵デュパンの類稀な洞察力が発揮される「盗まれた手紙」、暗号解読と宝探しが痛快な「黄金虫」など、ポーの代表的短篇7篇と詩2篇を収録。

【著者紹介】
エドガー・アラン・ポー : 1809‐1849。アメリカの作家、詩人。推理小説の祖とも言われる。計算された恐怖を創作する「理詰めの芸術派」。旅役者の両親に早く死なれ、27歳のとき13歳の従妹と結婚するが病気で先立たれ、職に恵まれず酒に溺れる。断酒会に参加したものの40歳で死去

小川高義 : 1956年生まれ。東京工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kazuki Edoya さん

    『アッシャー家の崩壊』『ライジーア』などに見られる、幻想怪奇な描写は卓越している。また「デュパン」シリーズ『盗まれた手紙』、人気の冒険小説『黄金虫』など。(わたしは前者が好きである)。 そしてSFの走り『大渦巻の下降』は、本著に収録されている。表紙もそのように渦巻いている。

  • lily さん

    ホラーも推理小説も苦手な人(殆ど私のこと)でもポーだけは特別枠に採用してもいい。短編だし、詩的だし、耽美な詩で深呼吸もさせてくれる。『アッシャー家の崩壊』はオーケストラの如く立体的重厚感と暗鬱たる色調の美妙を示す。

  • ころこ さん

    前半の作品では埋葬した死体が覚醒するモチーフが複数登場します。上手く決着を付けられなかった苦い記憶や忘れたい過去の自画像など、我々はそれらを誤魔化して無いもののように生きています。あるきっかけで、抑圧していた古い記憶が蘇る。生者が男で死者が女だというのは、男が投影したい理想像から自由になれないからでしょうか。『アッシャー家』では、「家」が社会性から逃れられない象徴のようです。埋葬の失敗による家の崩壊が『アッシャー家の崩壊』であり、別のものを埋葬してしまってみたくないものが生きているのが『ライジーア』です。

  • tokkun1002 さん

    エドガーアランポーの遺したミステリの5作の内2作が収められた短編集。ホラーな「アッシャー家の崩壊」ポエム「アナベル・リー」ホラーな「ライジーア」ポエム「大鴉」催眠術「ヴァルデマー氏の死の真相」なんだろ「大渦巻への下降」「群衆の人」ミステリ「盗まれた手紙」ミステリ「黄金虫」。既読デュパンは新訳として。「こがねむし」が目的。Poeは判り易いが読み難い印象は変わらず。ミステリはあと残り1作品。【東西ミステリベスト100 40位 64位】《United States of America》

  • ネコベス さん

    ほとんどの短編が既読だったがゆったりと忍び寄る不気味な気配が充満したポーの物語世界満喫できた。死の瞬間に催眠術をかけたらどうなるかというユーモラスな奇想の下に描いた「ヴァルデマー氏の死の真相」とラストの異様な雰囲気が印象に残る表題作「アッシャー家の崩壊」が良かった。小学生の頃読んで以来ずっと好きだった「大渦巻への下降」はやはり全く色あせない傑作で、大渦巻の大迫力描写が素晴らしい。

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