エイドリアン・ゴールズワーシー

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アントニウスとクレオパトラ 下

エイドリアン・ゴールズワーシー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560092569
ISBN 10 : 4560092567
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

二人の人物像を当時のプロパガンダから解放する。クレオパトラはローマに反旗を翻したのか?アントニウスは「女に堕落させられた軍人」だったのか?大国エジプトの実像と内乱の続くローマとの関係を、最新の学説によって描く。口絵・地図収録。

目次 : 女神/ 復讐/ ディオニュソスとアフロディテ/ 危機/ 侵入/ 「祖国を愛する者」/ 「インドとアシアを震駭させ」―大遠征/ 諸王の女王/ 「彼女は私の妻か?」/ 戦争/ アクティウム/ 「立派な最期」

【著者紹介】
エイドリアン・ゴールズワーシー : 1969年生まれのイギリスの歴史家。オクスフォード大学セント・ジョンズ・カレッジ卒。キングズ・カレッジ・ロンドンなどで教鞭を執ったのち、著作に専念。『アントニウスとクレオパトラ』刊行時はサウス・ウェールズ在住。古代ローマとローマ軍事史の専門家

阪本浩 : 青山学院大学文学部史学科教授。東北大学大学院文学研究科博士課程退学。専門は古代ローマ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原 さん

    カエサルが倒れてからアントニーとクレオパトラが滅びるまであまり間があいてないような感覚だったが、実はアントニーとオクタヴィアヌスの二頭政治がかなり長く続いていたことが、クレオパトラとカエサルの息子がティーンにまでなっている事からわかった。皆外敵に勝つと今でいうコスプレをして凱旋式をやりたがるのが面白かった。

  • MUNEKAZ さん

    下巻にしてついに出会う二人。アントニウスにとってはライバルたちとの闘争に必要な資本の提供元として、クレオパトラにとっては不安定な王権を維持するための後ろ盾として共に打算が渦巻くものとはいえ、そこには真実の愛もあったと著者は説く。有能な軍人像が崩されるアントニウスと同様に、クレオパトラも「妖婦」や「自立した女性君主」というよりは先の見えない世界で、自らの地位を守るために持てる武器を駆使して悪戦苦闘する等身大の姿を描き出そうとしている。内乱期のローマ世界を「敗者」の視点から見れる面白い内容であった。

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