ウラジーミル・ソローキン

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ブロの道 氷三部作 1

ウラジーミル・ソローキン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309206868
ISBN 10 : 4309206867
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
282p;20

内容詳細

ツングース隕石探検隊に参加した青年が巨大な氷を発見し、真の名「ブロ」と「原初の光」による創造の秘密を知る。20世紀ロシアの戦争と革命を生きた最初の覚醒者をめぐる始まりの物語。

【著者紹介】
ウラジーミル・ソローキン : 1955年ロシア生まれ。70年代後半からモスクワのコンセプチュアリズム芸術運動に関わる。83年、当時のソ連を象徴する風景を戯画化した作品『行列』を発表し、欧米で注目を集める。2010年に『氷』でゴーリキー賞受賞

松下隆志 : 1984年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程。第4回(平成25年度)日本学術振興会育志賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    第二巻『氷』を読んでからこちらへ。『氷』でわずかに登場しただけのブロの一代記。正直『ロマン』や『愛』が強烈過ぎたのでソローキンを読むと身構えてしまうのだが、本作は非常に面白かった。ストーリーがそのまま進むし。序盤は少々退屈だったものの、主人公の目覚からは一気呵成、徐々に文章が主人公の変容に従って変化していくのが最高。特にある出来事以来それが顕著で、第二次大戦中の表現等特に面白い。自分のような肉機械とはまた一線を画す表現の数々。なるほどこれが異化というものなのか。文体の変化だけだと『ロマン』思い出すけど。

  • Vakira さん

    2015年の読了本はこれで最後。ソローキンの最新作を読んだ。前作「氷」の前篇に当たる物語。心臓と氷のハンマーの謎が明らかに。実は宇宙誕生から現在までの壮大な宇宙と生命の物語が垣間見える。主人公ブロの回想なので、何処まで明確に繋がるのかは3作目になるのだろう。23という数字も人間の遺伝子の半分の様なので何か関係してくるのでは?と思ってしまう。1900年代から1950年までソビエトの歴史と交差してそれはそれで普通に面白い。さて3作目にどうつながるのか?創造力を湧き立てられる。やはり人類との対立か?

  • kasim さん

    『氷』の前日譚。裕福なブルジョワ階級に生まれた青年スネギリョフはツングースに墜落した氷でブロとして覚醒する。金髪碧眼、ヴィーガンな兄弟姉妹が集いどれほど「心」を語っても、彼らは文字通り非情の光だからどこか不吉。時とともにどんどん人間離れしていくブロの一人称の語りの迫力。幸福な少年が革命の転変で無残に虚脱していく最初の部分もとても上手なのに、その後戦争や粛清で人が死ねば死ぬほど語りは単調になっていく後半の怖いこと。肉機械(人間)にはついていけない、光と氷の兄弟姉妹の恐るべき選民思想はどうなるのか。

  • かわうそ さん

    内容的には前作「氷」とかぶるところが多いものの、より設定に深みが増し主人公の変容に伴う一人称の記述スタイルの変化など新たな読みどころもあって楽しい。第三部にも期待。

  • そふぃあ さん

    初見が『青い脂』だったから身構えてたが、普通に理解可能な文章、親しみやすい面白さでびっくりした。まあ内容はぶっとびなんだけど、、ツングースカ大爆発の時に落ちた隕石の中身は実は氷で、その氷で胸を殴打すると原初の光の記憶が蘇るという内容。真名ブロことアレクサンドルが姉妹フェルと共に、地球に散らばった23,000の光の兄弟姉妹を探し出す物語。二万三千以外の人間は「空っぽのクルミ」であり、後半では肉機械と呼ばれる。人間を徹底して客観的に描写することで、その動物性が曝け出される。みんな感極まると放屁する。

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ウラジーミル・ソローキン

1955年ロシア生まれ。70年代後半からモスクワのコンセプチュアリズム芸術運動に関わる。83年、当時のソ連を象徴する風景を戯画化した作品『行列』を発表し、欧米で注目を集める。2010年に『氷』でゴーリキー賞受賞。13年には『テルリア』、17年には長篇『マナラガ』を発表。英語圏などでも高く評価され、2

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