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ルバイヤット

ウマル・ハイヤーム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480091918
ISBN 10 : 4480091912
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

11世紀ペルシャの詩人オマル・ハイヤームの「ルバイヤット」(四行詩集)は、19世紀イギリスの詩人エドワード・フィッツジェラルドの流麗な英訳によって、人生の無常、宿命、酒の讃美などが詠われ、人びとの心を捉えた。その後、各国語に訳され、世界中に名声が広まった。邦訳も、明治以来現在にいたるまで、その数は夥しく、まさに百花繚乱の趣を呈している。本書は、唯一の散文訳として高名なジャスティン・マッカーシーの英訳を底本とした、美しい文語体、散文訳として、「ルバイヤット」邦訳史上屈指の名品として知られるものである。

【著者紹介】
オマル・ハイヤーム : 1048‐1131年頃。数学・天文学・哲学・医学・歴史・語学など、諸学を極めたペルシャを代表する学者・詩人

ジャスティン・ハントリー・マッカーシー : 1860‐1936年。イギリスの下院議員をつとめるかたわら、多くの小説、戯曲、詩を残す

片野文吉 : 1884‐1913年。慶應義塾にて形而上学を学ぶ。ロセッティ、テニスン、イェイツなどの翻訳を試みるが夭折(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふくろう

    文語体ルバイヤット。英語からの重訳。ハイヤームの言葉は無学な人間でもわかるやさしいものであるらしい。とすると岩波版の方が雰囲気は近いのかな。

  • 1.3manen

    466に分かれた2〜4行という、きわめてシンプルな邦訳から成っている。4行詩という形式なので、単独で読んでもいいような気がする。印象として、酒関係の叙述が結構あったような気がする。人生の無常という意味では、鴨長明の『方丈記』に通じるものがあるのかもしれない。時代や地域が違っても、共通するものがあるというのが新鮮でいい感じをもつ。

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