ウォルト・グラッグ

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ザ・レッド・ライン 第三次欧州大戦 上 竹書房文庫

ウォルト・グラッグ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801916111
ISBN 10 : 4801916112
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
382p;16

内容詳細

プーチン時代が終焉を迎えたロシアでは、息を吹き返した共産勢力が政権を握り、“ソヴィエト”の復権が急速に進められていた。粛清を繰り返し書記長の座に就いたチェニンコは、ワルシャワ条約機構を復活。さらに、東西ドイツの分断を目論み軍事介入を開始した。一方、ドイツではネオナチが台頭し、これに対抗。二カ月の内戦の末にソヴィエト軍の放逐に成功する。東西の統一を維持したことでネオナチ支持の機運が高まり、次の総選挙ではそのリーダーであるフロミッシュの勝利が確実視されるようになっていく。ナチスを憎悪するチェニンコに対し、ソヴィエト軍作戦長官はある作戦を提案する。圧倒的な物量で陸と空から一気にドイツ全土へ侵攻するその計画は、大規模演習と偽って百万のソヴィエト兵をドイツ国境沿いに集結、同時多発的にアメリカ欧州軍の通信機能を破壊・分断し、指揮系統を麻痺させた隙をつき、五日間でドイツを制圧する電撃作戦だった。米独露開戦。全面核戦争を警告する近未来軍事巨篇。

【著者紹介】
ウォルト・グラッグ : テキサス州オースティンで妻や子ども、孫たちとともに暮らす元弁護士。ロースクール入学前にアメリカ陸軍で軍隊生活を経験し、さまざまな任務に従事。冷戦のさなかには、ドイツのアメリカ欧州軍司令部に三年間勤務している。この頃、ドイツ防衛時のアメリカ軍の作戦計画に関与し、数多くの演習に参加。『ザ・レッド・ライン―第三次欧州大戦』が長編小説のデビュー作となる

北川由子 : 翻訳家。英国ニューカッスル大学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    第三次大戦が始まった・・・というよりどうしてももう一回第二次世界大戦が始まったように見えてしまう。使用される兵器だけが現代に置き換わる。活躍するかな?と思った人物も割りとあっさり死んでしまうところがあり、まぁこれが戦争なんだろうけれど。こういう理由で、戦争が始まることはあるのかな? 著者はかなり地位の高かった軍人らしく、やたらと細かいところには詳しい。戦場が広くて総力戦なので、人物に感情移入したい人には向いてないかもしれない。

  • たぬきオヤジ さん

    ソヴィエトに先祖返りしたロシアが、ナチに先祖返りしたドイツと相まみえる。今回のアメリカはドイツの味方だ。政治的背景にツッコミを入れるのは良そう。ソヴィエトは通信網の破壊に注力する。登場人物がどんどん増えるのはこの手の小説のお約束。登場兵器は描写も面白く、引き込ませるものがある。

  • 橘 さん

    現在からそう遠くない未来、新"ソヴィエト"がワルシャワ条約機構を再構築し、ドイツ国内に軍事侵攻を開始した!危機に対応する在欧米軍、しかも様々な部署の下士官達の目を通して個々の戦闘を描きつつ、戦況の大きな流れを読み手に語る。圧倒的に不利な在欧米軍は、ドイツを守ることができるのか。(下巻に続く)

  • ゆーぼー さん

    新生ソビエト軍の軍事演習に見せかけた奇襲攻撃で、いきなり始まったドイツへの凄まじい進撃は留まることを知らない。 アメリカを中心としたNATO軍は、ロシアのヨヴァノヴィチ将軍の綿密な戦略・戦法に、どのように対抗するかが見物だ。 戦争ストーリーなのだから、戦闘シーンが多いのは当たり前だが、それでも激しすぎる場面ばかりだ。 夢に出てこないよう祈りながら、下巻へ突撃だ。

  • かんとり さん

    第三次欧州大戦! んんーーこのタイトルには… 新生ソビエト共産党に新生東ドイツ、ワルシャワ条約機構は復活するは、ドイツ国内はナチ党が政権を!! 理屈コネコネ、力技でこの政治情勢に持っていくが、まああり得ないだろうねえ、この政治情勢は。 戦闘シーンは米軍の命が安い、ソビエト軍の歩兵の命はもっと安い!!  が、数で国境を蹂躙、瞬く間にドイツ奥深くまで進軍。 さてどうする在欧州駐留米軍。

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テキサス州オースティンで妻や子ども、孫たちとともに暮らす元弁護士。ロースクール入学前にアメリカ陸軍で軍隊生活を経験し、さまざまな任務に従事。冷戦のさなかには、ドイツのアメリカ欧州軍司令部に三年間勤務している。この頃、ドイツ防衛時のアメリカ軍の作戦計画に関与し、数多くの演習に参加。『ザ・レッド・ライン

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