リチャード三世 白水Uブックス

ウィリアム・シェイクスピア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560070048
ISBN 10 : 4560070040
フォーマット
出版社
発行年月
1983年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
18cm,261p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Y2K? さん

    色々な意味でリチャードの独り勝ち。黒い太陽。他のキャラも各々個性はあるけど、結局は彼の周囲を公転するだけの有象無象。物語も微妙。夫を殺した憎い相手に熱烈に口説かれてあっさり結婚とか(リチャードがイケメンだったらTLマンガとして成立するかもしれない)。いくらなんでも女性をバカにしていると思うけど、野心の為ならそこまで卑屈になれるリチャードの良心の無さが少し眩しい。局面に応じて自分を捨てられるのも勝者に必要なメンタリティ。営業マン時代はそれでまあまあ結果を出した。内容重視。でもここぞの時は何しても勝たなきゃ。

  • あむぴの さん

    セリフが非常に美しい。同じ単語を何度も使ったり、リチャードとエリザベスの連続したセリフなど。美しいセリフが、愛をつぶやくのではなく、言い争い、しかもものすごくドロドロしたところでというのが、なんともミスマッチ。すごいとしかいいようがない。憎しみの言葉の数々に、うっとりしてしまうなんて。これは、小田島雄志氏の翻訳になせるわざなのか。1983年10月、白水社。

  • 白義 さん

    シェイクスピア劇史上でも屈指の悪漢、ディオ・ブランドーの如く魔王的な迫力を持つリチャード三世の、マグマのような負の情念と、それを飼い慣らした上でいともたやすく行われるえげつない行為が強烈。コンプレックスにまみれ、この世の憎らしく幸運な流れへの徹底的な復讐者、侵略者として全てを呑み込もうとする彼も亡霊たちに苛まれてしまうというのがなんとも。強靭な、マイナスから運命に立ち向かう反転した英雄悲劇とも読める。こういう悪党は下劣でも嫌いになれないところがある

  • うた さん

    再読。兄を殺し甥二人を殺し部下を殺す。己を守るためならば手にかけた相手の未亡人や娘であろうと口説き落とす。表では平和と愛をうたい、傍白で悪態をつく。リチャード三世ことグロスターは徹頭徹尾悪党である。リア王やマクベスのように悩んだり後悔したりしないあたり、陽気さすらある悪たれぶり。本作は悪が正義に倒される史劇というよりも、悪が悪であるが故に倒れる喜劇といってもいい。

  • owlman さん

    王冠を失った女たちの呪いぶりがすさまじい。かつての王妃はリチャードとイングランドすべてを呪い、それを見た国王の母は「私の言葉はなまぬるい。どうか注いで、あなたの毒を」と懇願する。「ことばとは、悲しみの身代わりになって訴えるはかない弁護人、遺産も残さず死んでいった喜びのむなしい相続人、みじめさを嘆くあわれな雄弁家」――なんと饒舌。なんという憎悪の渦。悲しみはことば数を多くする。

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