ウィリアム・ウィルキ・コリンズ

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ウィルキー・コリンズ傑作選 第1巻 バジル

ウィリアム・ウィルキ・コリンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784653036210
ISBN 10 : 4653036217
フォーマット
出版社
発行年月
2000年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,283p

内容詳細

資産家で誇り高い旧家の次男バジルは、ある日偶然出会った美貌の娘に心を奪われる。恋情は忽ちにして燃え上がるが、彼女がリネン商の娘と知ったバジルは愕然とする。商売人の娘との結婚を父が許すはずがない。思い悩んだ挙げ句、彼は、夫婦として暮らすのを一年間待つというリネン商の条件を呑み、自分の家族には秘密で彼女との結婚の契約を交わす。しかし、その一年は長く、予期せぬ危険を孕んでいた。『白衣の女』の成功を充分に予感させる、サスペンス溢れるコリンズ初期の最高傑作。

【著者紹介】
宮川美佐子 : 1968年熊本市に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在福井県立大学講師。イギリス小説専攻

北川依子 : 1967年京都に生まれる。英国イースト・アングリア大学MA取得。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(文学)。現在青山学院大学講師。現代イギリス小説専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホームズ さん

    イギリスの階級社会の考え方が理解できないので主人公に感情移入ができなかった・・・。商人の娘との結婚にあそこまで拒否反応を示すのが・・・。内容的には面白いし引き込まれていくんですけどね(笑)全体的に主人公の自業自得な感じがします(笑)もっとウィルキー・コリンズを読みたいな(笑)

  • ロピケ さん

    初めのうちは、リチャードソンの『パミラ』の主人のように、邪な人物として登場した主人公だけに、「自業自得かな」と主人公に反感すら覚えて読んでいたものの…こんな展開になろうとは。主人公を追いつめる怪人(!)の存在と成すすべもなく無力な主人公の姿にいつしか感情移入してしまいました。そう言えば、『オペラ座の怪人』ぽい。それにしても、いったん読みだすと止まらない面白さ。

  • きりぱい さん

    一目ぼれのごり押しから交わした奇妙な結婚契約。欺く方も巧みとはいえ、恋は盲目で目が節穴すぎる主人公に自業自得な感も。怪しくせまる危険に何事が起るのやらと思わせる流れは、『白衣の女』の縮小版のよう。解説に、「警告!『月長石』をまだ読んでおられない方は・・」とネタバレされていて、幸い読んでいたからよかったけれど、これから読もうとする人は注意。

  • meiji さん

    どなかの読書記録にあったので、読んでみました。そこそこ分量あったのに、すっと読めて、前提知識まったくないままでしたが、おもしろかったです。

  • tomo6980 さん

    ウィルキー・コリンズ「バジル」読了。主人公の運命を左右する登場人物を病死と事故死の偶然で処理してしまうのが安直ではあるが、のっぴきならない羽目に陥る主人公を書かせたらやっぱり上手い。この物語性に圧倒的な構成力をつけたことで「白衣の女」「月長石」等の傑作が生まれたのだろう

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