黄金の少年、エメラルドの少女

イーユン・リー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309205991
ISBN 10 : 4309205992
フォーマット
出版社
発行年月
2012年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
262p 21cm(A5)

内容詳細

代理母問題を扱った衝撃の話題作「獄」、心を閉ざした40代の独身女性の追憶「優しさ」、愛と孤独を静かに描く表題作など珠玉の9篇。O・ヘンリー賞受賞作2篇収録。


短篇の名手が『千年の祈り』(映画化)に続いて放つ最新作品集。O・ヘンリー賞受賞作2篇収録。代理母をテーマにした衝撃の話題作「獄」、愛と孤独を静かに描く表題作など珠玉の9篇。


イーユン・リー (リー,Y)
1972年北京生まれ。北京大学卒業後渡米、アイオワ大学に学ぶ。2005年、短篇集『千年の祈り』でフランク・オコナー国際短編賞,PEN/ヘミングウェイ賞など数々の賞を受ける。現在カリフォルニア州在住。


篠森 ゆりこ (シノモリ ユリコ)
金沢生まれ。出版社勤務を経て渡米。ミルズ・カレッジ英米文学修士課程修了。訳書にイーユン・リー『千年の祈り』『さすらう者たち』、クリス・アンダーソン『ロングテール』、サム・ゴズリング『スヌープ!』他。




【著者紹介】
イーユン・リー : 1972年北京生まれ。北京大学卒業後に渡米、アイオワ大学大学院で免疫学の修士課程を終えた後に方向転換し、同大学の創作科に入学して英語で執筆するようになる。2005年に発表した短篇集『千年の祈り』で、フランク・オコナー国際短篇賞、PEN/ヘミングウェイ賞、ガーディアン新人賞などを受賞。現在はカリフォルニア大学デービス校で創作を教えながら執筆を続けている。文芸誌『ア・パブリック・スペース』の寄稿編集者の一人でもある。夫と二人の息子とともに、カリフォルニア州オークランドに暮らす

篠森ゆりこ : 翻訳家。金沢生まれ。出版社勤務をへて渡米、ミルズ・カレッジ英米文学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    中編小説と言うべき、「優しさ」が突き刺さる。誰にも心を開かずに本の世界のみに素直になれる生き方は私も似たり寄ったりだから痛い所を突かれた感じがする。杉教授が主人公に「あなたは自分と同族だから処世術も私のようにすべき」と教えなければ、彼女は魏中尉と仲良くなれたかもしれない。でも、もし、そうなれたとしてもそれは主人公にとって「自分らしい」選択だったのか、考えてしまうのだ。「獄」は何処かで読んだことがあるな、と思っていたらyom yomで掲載されていた事を思い出しました。歳を取ってから読んだ時の方がしっくりくる

  • おさむ さん

    日本など想像もつかないほどの格差社会の中国で、強かに生きる市井の人たちをリアルに描く2冊目の短編集。デビュー作の「千年の祈り」に比べると、孤独感や毒気が強まった印象。年老いた親の介護、高齢結婚、血のつながらない親子、年の離れた夫婦など、大きく変貌する現代中国の「家族」が浮かび上がります。強烈な軍事教練体験がモチーフであろう「優しさ」、米国に渡った中国人の苦悩を感じさせる「獄」などほんとにどの作品も高い完成度です。

  • mt さん

    唯一中篇の「優しさ」が印象に残った。主人公は41歳の1人暮らしの女性で、23年前の軍隊時代を回顧する。今も軍隊時代も陰に籠り孤独を通している。対して、誰からも仲間になりたいと思わせる人気者の友人。共通点はあるのに、自然に自分をさらけ出せる友人と、意識して人を近づけない彼女の将来は対極の進路をとる。出会った誰をも覚え、人からもらった優しさは忘れないという彼女には、その生きざまと矛盾を感じると同時に、深く長い悲しみの色が滲んでいるように思えた。続く8作は短篇だが、閉塞感が強く、読むのがつらかった。

  • マリカ さん

    「この世のことで言うことは何もない」:作家の登場人物1人1人の心の襞に徹底して寄り添う姿勢が、彼らが言葉にしない思い、沈黙の重みを読者に伝えているように思います。特に「優しさ」と「獄」がよかったです。あとがきによると、イーユン・リーの作品はウィリアム・トレヴァーの作品と対話しているとのこと。それを踏まえてトレヴァーの作品を読み返してみたいです。

  • りつこ さん

    中国独特の強烈さが薄らいでいる分、登場人物たちの頑なさが際立つ。自己評価の低さや愛し愛された経験の少なさから、打ち解けられない人たち。だからこそ、関わった人の影響を過分に受けたり頑なさを貫き通せたりするのだろう。差しのべられた手を払いのけて心が通いあうチャンスを棒に振る彼らのことを歯痒く思うけれど、自分だってそうじゃないかと思ったりもする。心を開いた分だけつけられる傷も大きくなる。寂しい作品が多かったけれど後味は不思議にあたたかい。

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人物・団体紹介

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イーユン・リー

1972年、北京生まれ。北京大学に入学し、生物学を専攻。卒業後の1996年にアメリカに留学し、アイオワ大学大学院で免疫学を研究していたが、進路を変更し同大学院の創作科に編入。子育てをしながら英語で執筆するようになる。そして2005年に短編集『千年の祈り』を刊行し、フランク・オコナー国際短編賞、PEN

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