アーシュラ・K・ル=グウィン

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さいはての島へ ゲド戦記 3

アーシュラ・K・ル=グウィン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001106862
ISBN 10 : 4001106868
フォーマット
出版社
発行年月
2001年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,318p
22cm,318p
22cm,318p

商品説明

無数の島々と海からなるアースシー(EARTHSEA)の世界で、並はずれた魔法の力をもつ男 ゲドが繰り広げる波瀾万丈の生涯を軸に、アースシー世界の光と闇を描く、壮大な物語。

内容詳細

魔法の館の長としてアースシーを治める大賢人ゲドのもとに,ひとりの青年が知らせをもってきた.彼の国では魔法の力が衰えて人々は無気力になり,まるで死を待っているようだと.いったい何者のしわざか?

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読書メーターレビュー

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  • シュシュ さん

    大賢人ゲドと若い王子アレンが、自然を支配し不死を願う人間の欲望と戦う。目が覚めるような言葉が多かった。生は死の中に。死とは自然のもとに帰ることなのだと思えた。土になり、日の光になり、木々の葉になり、ワシとなって飛ぶ。死を拒絶することは生を拒絶することでもある。この世に安全などというものはないし、完全な終わりというものもない。言葉を聞くには静寂が、星を見るには闇がいる。踊りというものはいつもがらんどうの穴の上で、底知れぬ恐ろしい割れ目の上で踊らされるもの。均衡を保つことを学ぶ。何も行動しない時間も必要。

  • jima さん

    歳をとり、大賢人となったゲド。若い未熟な王子アレンと災いの源を突き止める旅に。生と死に向き合うテーマに。

  • 千加 さん

    ゲドが大賢人となり若い王子が登場する場面から物語は進む。王子がハブナーの王として成長するまでに、どれ程の苦難に立ち向かうことか。大賢人が自分の向き合う死に対して「本当に力といえるもので、持つに値するものは、たったひとつしかない。それは何かを獲得する力ではなくて、受け入れる力だ。」と若い王子に語るところが潔くて素敵だ。人間の心に潜む闇の存在も誰にもあるもので、どう向き合うべきかとも悟りともとれるSFファンタジー。このファンタジーはリアルに優る哲学書のよう。海と竜が何度も印象を強くした。 本当に素敵だ!🌿。

  • スズコ(梵我一如) さん

    面白すぎて寝る間を惜しんで読んでしまうシリーズ。ただストーリーが楽しいだけではなく、作者の世界観、死生観など多くのものが学べる実りの多い書。凄いなルグィン。今回は不死を願う生命の本質と老いがテーマだった。毎回気になってしまうのは、訳者さんの影響がかなり文章に出てしまっていて、作者の世界観や文章の質の高さの純度が薄まってしまっているようで残念。このシリーズは邦訳版には収められていない最新の小編もあるようで、、、原書に手を出したい、です。

  • もも缶 さん

    難しいながらも面白かった。精神面を描くのが本当に上手い。アレンの精神的な揺れは共感できることも。アレンの裏切り(?)を告白するところはすごい印象に残るなー。ゲドは1,2作と比べるとすっかり立派になってしもて...(T-T)にしても、こんなにキレイに完結したのにまだ4作目があるとは。読まなくちゃ。

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アーシュラ・K・ル=グウィン

1929年カリフォルニア州生まれ。コロンビア大学などで、ルネサンス期のフランス文学・イタリア文学を専攻。1969年に長篇『闇の左手』でヒューゴー、ネピュラ両賞を受賞し、高い評価を得る

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