大鴉の啼く冬創元推理文庫

アン・クリーヴス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488245054
ISBN 10 : 4488245056
フォーマット
出版社
発行年月
2007年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,446p

内容詳細

新年を迎えたシェトランド島。孤独な老人を夜に訪れた黒髪の少女は、四日後の朝、雪原で死んでいた。真っ赤なマフラーで首を絞められて。顔見知りばかりの小さな町で、誰が、なぜ彼女を殺したのか。ペレス警部の捜査で浮かびあがる、八年前の少女失踪事件との奇妙な共通項とは?現代英国本格派の旗手が緻密な伏線と大胆なトリックで読者に挑戦する、CWA最優秀長篇賞受賞作。

【著者紹介】
玉木亨 : 1962年東京都生まれ。慶應大学経済学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    殺人事件の真犯人と、その動機とを解明してゆくという、いわば本格派ミステリー。ミステリー初心者たる私は、当然ながら作家によって誘導された人物を犯人だと思っていてハズレ。小説の成功の最大の要因は、絶海の孤島シェトランドを舞台に選んだことにあるだろう。しかも、その地が最も厳しい気候条件に晒される冬が選ばれている。第2の要因もまた、閉ざされた島の濃密な人間関係にあり、これを解きほぐしてゆくのがマグナスである。彼はまさしく、トリックスターの役割を担っていたのである。なお最後の数行はまことに心憎いばかりの演出だ。

  • Yoko Omoto さん

    季節は冬、雪雲に覆われたように重たい空気感が全編に漂う。イギリスの最北端に位置するシェトランド島。島の住人は皆が既知の仲であり、行動の全てが筒抜けとなる距離感にある。そんな島で起こる殺人事件と8年前の少女失踪事件。人々の噂や思い込みや嘘の中に真実が埋もれていく様が4人の多視点にて描かれてゆく。人の親である者と人の子である者たちが織り成す様々な家族関係、その奥にある確執や秘密、ありふれた日常の中に抱え持つ閉塞感や孤独感。それらが重なり膨らみ形を変え非日常へと動く展開が、実に丁寧に描かれた上質のミステリ。

  • ケイ さん

    「シェトランドシリーズ第一作」 イギリスの北の海、ほとんど ノルウェーの方にある島。そこはイギリス本土とは違う小さな島。余所者がはっきりしているところ。若い女の持つ毒や残忍さをはっきりと見せつける。

  • ふう さん

    一人で勝手に北欧4カ国ミステリー制覇なんて意気込んで、その面白さにはまっています。今回はイギリスの作家ですが、舞台はノルウェーに近いシェトランド島。街の雰囲気も物語の重苦しさも北欧ミステリーに似ていて、また新しい魅力に出会いました。中心にはペレス警部がいますが、場面ごとに視点が変わり、それぞれの人物の思いで物語が進んでいきます。その心理の掘り下げ方、表現の仕方が上手で、悲しく怖ろしい結末までのめり込んで読んでしまいました。マグナムや残された人々がこれからどうやって生きていくのか、想像するのも辛いですね。

  • がたやぴん さん

    シェトランドカルテットと呼ばれる四作のシリーズ作品の第一弾。北欧の閉鎖的な諸島を舞台に、ペレス警部の地道な捜査が印象的でした。国内の推理小説とは異質な感覚がある。奇抜なトリックの探偵小説でもなく、組織を描く警察小説でもない。更にはハードボイルドでも、アクションでもない。ペレス警部シリーズではあるが、犯人が主役だった気がする。動機が物語の中心を構成しているように感じた。

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人物・団体紹介

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アン・クリーヴス

1954年、イングランド西部ヘレフォードシャー州に生まれる。86年に長編A Bird in the Handで作家デビュー。99年に開始した女性刑事ヴェラ・スタンホープのシリーズで注目を集める。2006年、『大鴉の啼く冬』で英国推理作家協会(CWA)最優秀長編賞を受賞。現在は英国ミステリ界の第一線で

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