贋金つくり 下

アンドレ・ジード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003255872
ISBN 10 : 4003255879
フォーマット
出版社
発行年月
1990年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
川口篤 ,  
追加情報
:
241p;15

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    思春期は残酷だ。傷つかずに通り過ぎることはできない。その中で決定的に立ち上がれないまでに衝撃を受ける者が時にいる。その禊を無事に終えられたものは、自立に向かっていく。または再び親の温かい愛情に素直に帰っていく。生贄となったボリスは、その死によって皆に力を与えた。ベルナールは、ローラとそのお腹の子と触れ合うことで自分と父のつながりを見出す。ボリスやヴァンサンを地獄に追いやった者は、エドゥワール。彼は知らずに周りを巻き込む。ほら、もう次の獲物を見て舌なめずりをしているようだ。若者は悪い大人に気をつけるように。

  • NAO さん

    人気はあるけれども実は虚飾に満ちた卑俗な小説家でしかないパッサヴァンが少年たちにとって悪への先導者でしかないというところで、「文学論」と「世の中に溢れる偽物」という二つのテーマは一つになっていく。「贋金」という寓喩は、暗澹としたこの小説の中で何とも不気味な力を持つが、それは、現代において、あまりにも「贋金」が氾濫しすぎているからだろうか。

  • ハチアカデミー さん

    小説にしかできない人物の描き方とは何か、を追求したジイドは、おそらく人間の関係性から生まれる様々な感情の揺れを描く方法を選んだ。主要人物であるベルナールとオリヴィエの二人の周辺人物・関係人物たちが蜘蛛の巣の様に作品世界を作り上げていく。そこでは、金銭のやり取りと感情のやり取りが繰り広げられる。本当の「金」は二人の友情のはずなのに、周辺の「贋金」に振り回されていく。本当の「愛」に辿りつかない男女もいる。後世への影響の大きさを感じさせられる傑作だし、ちゃんと楽しめる、面白い小説である。相関図は必要だけど。

  • にゃら さん

    最後にすべてをきれいにまとめようとしたのがもったいない。自殺をきっかけに思いついた草案が、膨れあがって頭でっかちになってしまったのだろうか。途中までは傑作だった。そしてジッドはやはり好きだ。

  • Ayumi Katayama さん

    なんということ、なんということ・・・最後は、ただただ苦痛。

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