アンドレイ・ランコフ

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民衆の北朝鮮 知られざる日常生活

アンドレイ・ランコフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763405609
ISBN 10 : 4763405608
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ビデオ革命、草の根資本主義など、静かに進行する深部からの変化。果たして、北朝鮮はどこへ行くのか。金日成総合大学に学んだ気鋭のロシア人研究者による、注目の最新レポート。

【著者紹介】
アンドレイ・ランコフ著 : 1963年、レニングラード(現サンクトペテルブルグ)生まれ。1986年、レニングラード国立大学卒。1989年、同大学博士課程修了(朝鮮史)。1985年、金日成総合大学に留学。母校で教鞭を執った後、1992年に韓国へ。1996年からオーストラリア国立大学講師。2004年に韓国に戻り、国民大学准教授

鳥居英晴訳 : 1949年、東京生まれ。1972年、慶応大学経済学部卒。同年、共同通信社入社。国際局海外部記者などを経て、2002年、退社。翻訳家・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kokada_jnet

    ロシア人研究者による「もっとも成功したスターリン主義国家」北朝鮮の人々の日常生活の客観的で詳細な紹介。共産主義体制とその崩壊過程を見て来た人ならではの視点が光る。北朝鮮の今後については、北朝鮮支配層が「自分たちの特権の維持」のみを優先し、民衆がいくら困窮しても痛痒を感じないことから、「改革」については悲観的な展望を。北朝鮮民衆へ国外情報を伝える活動や、在韓国の脱北者の支援活動など、徐々に北朝鮮民衆の考えを変えていくしかないと。

  • ガチャ

    旧ソ連崩壊を実際に見てきたロシア人研究者による、北朝鮮における民衆の様子を記したもの。金一族は国外ではなく国内を意識して活動していることがよく分かった。金一族は体制を崩壊させないためにも、民衆の情報統制等を行い監視しているが、近年ではそれも緩和さぜるを得ない状況が多々あり、民衆も外の世界の良さを知りつつある。民衆がそれに気付き、打開する行動を起こした時が金一族の崩壊だと学んだ。これまで北朝鮮については政治経済を中心に取り上げられたものを読んできたが、こうした民衆の生活を知れたのは大変良かった。

  • たろーたん

    驚くべきは、その厳しい監視体制である。警察の密告者に気を使い、発言を変えるなんてのはざらだ。この本には、50人に1人は密告者と書いてあった。また、人民班で管理される。この人民班の班長になると無給だが、毎日300グラムの穀物配給が700グラムになったり、質の良い石鹸が貰えたり等の特典が貰える。そして、この人民班と班長が、地区の維持に責任を持たされる。自治体当局が行う多くの活動が市民の義務となっており、毎日の掃除やごみの撤去、上下水道の維持、道路の修理まで責任を持たされている。(続)

  • むとうさん

    北朝鮮と言えば韓国以上に「近くて遠い国」なわけだが、その北朝鮮の内情、特に市民生活に焦点をあてて書いた本。ロシア人視点、つまりソ連の崩壊を目の当たりにしてきた著者が、北朝鮮の様子を重ね合わせて描写するのだがこれが本当に面白い。「まだこんなことしてる」というチョッとした見下し感も見え隠れ。政府を疑うことに慣れ切ってしまい外国から入ってくる情報すら疑ってしまう、というのは面白い視点。北朝鮮の人たちには申し訳ないけど、崩壊過程は市場経済・資本主義が生成する過程を観察できるある種の社会実験になるんじゃなかろうか。

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