アンドルー・f・スミス

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砂糖の歴史 「食」の図書館

アンドルー・f・スミス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562051755
ISBN 10 : 4562051752
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

紀元前のインドで誕生したものの、多くの人が口にするようになったのはこの数百年にすぎない砂糖。急速な普及の背景にある植民地政策や奴隷制度等の負の歴史もふまえ、人類を魅了してきた砂糖の歴史を描く。図版多数。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 序章 サトウキビ/ 第1章 砂糖の起源/ 第2章 新世界の砂糖づくり/ 第3章 世界に広がる砂糖/ 第4章 砂糖の用途/ 第5章 菓子とキャンディ/ 第6章 砂糖天国アメリカ/ 第7章 砂糖がもたらしたもの/ 第8章 砂糖の未来

【著者紹介】
アンドルー・F.スミス : 1946年生まれ。ニューヨークのニュースクール大学で食物学を教えるかたわら、食べ物や料理の歴史に関する書籍や記事を多数執筆する

手嶋由美子 : 津田塾大学英文科卒。アメリカのマサチューセッツ州立大学大学院で英米文学を学ぶ。海外児童書サークル「やまねこ翻訳クラブ」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koning

    タイトル通り。お砂糖の歴史でございます。個人的にはシュガーローフ(砂糖の塊ですな)を砕いて角砂糖っぽいものを作って使うという18〜9世紀の話を確認したかったのだけれど、その記述はなかった(シュガーローフそのものは登場)。砂糖黍との長い付き合いとか、甜菜糖の勃興とか(そして今やUKじゃ甜菜糖の方が多いんだね)砂糖を使ったお菓子、ジャンクフード、ドリンク類のあれこれ。健康面への影響?(まぁどっかのトンデモさんみたいに砂糖そのものが悪くてとか当然ない)そういったものがコンパクトにまとまっててよござんす。

  • Kouro-hou

    この本の著者は「食の図書館」シリーズの編者。大元は先史時代にポリネシア人らが航海しながら島々にサトウキビを植えて回った事にはじまる。砂糖の主力はサトウキビ。上手くやれば多く収穫できるが大量の人手が要り、収穫即醗酵するので保存がきかず、煮詰めるので燃料が要る。おかけで多くの森林が消滅したそうな。ヲヲ。技術革新でコストが蜂蜜を下回ると使用量も激増。17世紀頃には庶民にも浸透。世界で摂取されるカロリーの8%が砂糖だとか。今日の常識、砂糖の摂り過ぎってヤバくね?と言われるようになったのは1942年と割と最近。

  • くさてる

    奇麗なカラー図版とまとまった解説に巻末には関連レシピまであるので好きなシリーズです。今回のテーマは「砂糖」。そりゃずいぶん広いのでは、という予想通り、人類がなんとかして砂糖を手に入れようとしてきた歴史に始まり、砂糖そのものを使った様々な料理や菓子の紹介、砂糖の弊害まで扱う分野は広く、楽しめました。結局は「甘い」ということが魅力な不思議な物体である「砂糖」。面白かったです。

  • シルク

    「スウェーデン人は世界で最も多くのお菓子(ひとり当たり年間17キログラム弱)を消費している。」(p.131)……だ、そうです(ΘωΘ;A けど、そっか〜。スウェーデンなんだ〜。てっきり、アメリカ(アイスにドーナツにケロッグとかのコーンフレークに、もりもりイメージ)か、もしくはスイス、オーストリア(チョコレート、もりもりイメージ)かと思ってた。甘いものは美味しい。甘いものと、熱いコーヒーでちょっと一息……って、至福過ぎる。だけど甘いものは……中毒になる。わたくしも、甘いもの中毒を脱するのになかなか苦労した。

  • 無識者

    砂糖についての知識の入り口部分の紹介で終わってしまっていて、この本を買ったであろう読者層には少し物足りないと思う。巻末に参考文献リストがあるので、それを読むのがいいのかもしれない。りすとで日本語訳のある文献はアボット、エリザベス『砂糖の歴史』ミンツ、シドニー『甘さと暴力ー砂糖が語る近代史』モス、マイケル『フードトラップー食品に仕掛けられた至福の罠』の三つである(メモ用)。

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