アンデシュ ルースルンド

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熊と踊れ 下 ハヤカワ・ミステリ文庫

アンデシュ ルースルンド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151821523
ISBN 10 : 415182152X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
570p;16

内容詳細

緻密かつ大胆な犯行で警察を翻弄し、次々と銀行を襲撃していくレオたち。その暴力の扱い方は少年時代に父から学んだものだった。かつて彼らに何がおこったのか。そして今、父に何を思うのか―過去と現在から語られる“家族”の物語は、轟く銃声と悲しみの叫びを伴って一気に結末へと突き進む。スウェーデン最高の人気を誇り、北欧ミステリの頂点「ガラスの鍵」賞を受賞した鬼才が、圧倒的なリアリティで描く渾身の大作。

【著者紹介】
アンデシュ・ルースルンド : スウェーデンの作家。1961年生まれ。ジャーナリストとしての活動を経て、2004年に作家ベリエ・ヘルストレムとの共著『制載』でデビュー。同作で北欧ミステリの最高峰である「ガラスの鍵」賞を受賞したほか、2009年に発表した第五作『三秒間の死角』で英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガーを受賞した

ステファン・トゥンベリ : スウェーデンの作家、シナリオライター。1968年生まれ

ヘレンハルメ美穂 : 国際基督教大学卒、パリ第三大学修士課程修了、スウェーデン語翻訳家

羽根由 : 大阪市立大学卒、ルンド大学大学院修士課程修了、スウェーデン語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    濃厚な親子の血の絆を感じる物語だった.. 全編が 父イヴァンと息子レオの物語だった。 下巻に入っても、レオを中心とした兄弟の 犯罪は続くのだが、兄弟の原点とも言うべき 父イヴァンの際立った存在感が抜群であり、 暴力で繋がる絆とは異なる「血の絆」を 著者は丹念に描く ..この物語、実在の銀行強盗を題材に してはいるが、 スウェーデンの家族の血の物語であり、 父イヴァンと息子レオの会話がひどく 心に残る 物語だった。

  • starbro さん

    今日は、日帰り出張だったので、上下巻1100P強一気読みしました。シンプルな内容の割には、スピード感もあって楽しめましたが、最期は少し失速かなぁ。本作は実際の事件を元にした小説とのことですが、『事実は小説よりも奇なり』ということかも知れません。日本では毛利元就の「三本の矢」という故事がありますが、スウェーデンの本作では「五本の棒」だったんですね。

  • nuit@積読消化中 さん

    昨夜深夜に読み終えて、頭が冴えきってしまい眠れなくなった。上巻から続く兄弟愛、そして家族の絆。愛情と暴力は表裏一体なのだろうか。そしてこれが実話に基づいているものだというのだから驚きだ。日本人だからなのか、自分自身の問題なのか、自分にはここまでの家族熱がないので、どこか冷めて見てしまうところがある。しかし、北欧ミステリーを読みだしてからはニュースなどで流し見していた北欧の情勢などにも以前よりは興味をもてるようになったのは自分にとってプラスになりました!

  • ケイ さん

    結末が知りたくて、急いで読んだから、下巻は半ば飛ばし読みになってしまった。彼らの結末が知りたくて知りたくて…。話の結末より、さらにもっと後書きに衝撃を受けた。つらくて、後書きを読み終えられなかった。少し落ち着いてから、もう一度読み直したい。これから読まれる方は、どうか前知識無しで読んで欲しいと思う。刑事モノやミステリが好きな方にはオススメしたい作品。

  • 雪風のねこ@(=´ω`=) さん

    「いや、もう一人居る」で厭な予感的中。レオの言動が親父に被ってくる課程で痛々しくもあったが、過去の火炎瓶事件での行動を考えるとやむ無しと言える。だがこれで役者が揃ったと言える。ドゥヴニヤック、サンナ、カールストレイム。それぞれの家族が其々の時間と規範で過ごす様。そして同じ境遇の刑事ヨン、強盗犯レオ。この描き分けが凄く良く、とても印象的であった。時が経っても三兄弟は三兄弟のまま、大きくなっている様な感じだった。習慣…と言うより行動原理は変えられないのだろう。母が目の前のレオを見分けられなかったのが、悲しい。

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