アンディ・ウィアー

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アルテミス 下 ハヤカワ文庫SF

アンディ・ウィアー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150121655
ISBN 10 : 4150121656
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;16

内容詳細

ジャズがトロンドから依頼された仕事は、企業買収が絡んだ破壊工作だった。普段の運び屋仕事と違う内容に戸惑うジャズ。だが、彼女は破格の報酬に目がくらみ、仕事を引き受ける。溶接工を父にもち、自らも船外活動の心得があるジャズは、友人の凄腕科学者スヴォボダの助けを借り、ドーム外での死と隣り合わせの作業計画を練っていく。地球の6分の1の重力下での不可能ミッションを描く、傑作サスペンスSF。

【著者紹介】
アンディ・ウィアー : 1972年6月16日、カリフォルニアに素粒子物理学者でエンジニアの息子として生まれた。15歳で国の研究所に雇われ、現在までプログラマーとして働いている。科学、とくに宇宙開発に強い関心を寄せ、作家志望だったウィアーが初めて書いた小説が『火星の人』である

小野田和子 : 青山学院大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こーた さん

    若気の至りを悔いているジャズは、愚かな自分のことが大嫌いで、周囲の人間も当然自分のことを嫌っていると信じて疑わない。きらわれるまえにこっちからきらえ、とばかりに周囲を傷つけ、尖らせた自我で自らの着る船外活動用スーツにまで穴をあけんばかりである。でも、それはちがう。窮地に陥ったジャズを救うのは、街の善意だ。仲違いした友も父も、大富豪も保安官も統治官も、地球人の文通相手も、みなジャズのことが大好きで心配なのだ。自分の魅力は、自分がいちばん気づかない。読めば魅力がよくわかる。きっとあなたも応援したくなるはずだ。

  • tetsubun1000mg さん

    「プロジェクト・ヘイル・メアリー」とは全く違う設定。もちろん深宇宙と月面基地もそうだが、主人公のハチャメチャぶりに驚いてしまう。 周りの登場人物も厳格なイスラム教の父親、月面屋外活動のマスター、マッドサイエンティスト、保安官など周りの見方も敵も全部まとめて「地球のブラジルマフィアに月を乗っ取られてたまるか!」の一心でまとめてしまう。 真空の月面で、アルミ精錬設備をぶっ壊すのだが、科学的な設定を適当にせずにしかも分かりやすく文章にしているのが筆者と翻訳家の腕ではないかと思う。セリフのやり取りが実に楽しい。

  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    高額報酬を目当てに引き受けた仕事が、思わぬ方向に大きく展開する。自分が育った大好きな街アルテミスを守りたい、八面六臂の活躍をするジャズ。だけど、なんだかいまいち腹落ちしない。前作は「たった一人、生きて地球に戻りたい」というシンプルだが一本筋が通っていた。今回はいろんなことが次から次へと起こるけど、最後にバタバタと一気にまとめた感じ。読み易くて悪くないんだけど、期待が大きすぎたかなぁ。舞台の設定は面白い。2000人分の酸素をどうやって供給するのだろうと思ったが、鉱物精錬の副産物とはナイスなアイデア。★★★

  • nobby さん

    下巻に入って、独りで立ち向かいながら黒幕に行き着いたら、なんだかチームプレイになったりと何とも忙しい展開(笑)理系SF描写には残念ながら全く想像はついていけず…これは映像演出が前提であるのは間違いない!それでも緊迫感たっぷりな活躍とお約束で迎える危機をしっかりと満喫。ただ、個人的には前作での火星を舞台に悪あがきとも言える前向きさが生んだ帰還の方が魅力的だったかな…相変わらずの下ネタやエロ満載は、独り言なら許せるが会話になるとどうも鼻についてしまう…全体的にささっとストーリー追った読み終わりに感動は少なめ。

  • 猿吉君 さん

    そんなことしちゃ駄目だよジャズ!と言いながらあっという間に読み終えました、傑作です!@主人公の造形が見事、お行儀の良いカワイ子ちゃんはもう要らない、悪い事もやってしまうが最後は正義なジャズに脱帽です。Aアルテミスという小さい基地の出来事ですが外にもたくさん出るのでスケールは大きいです。Bしかし周りの仲間もいい迷惑(笑)Cお父さんの気持ちわかる、やらかした子ほど可愛い。点数90/100→ウィアーに外れ無し、ライトな文章と宇宙でのメカとかの緻密な描写、ワクワクする作品読みたいならこの作者間違いなし!

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アンディ・ウィアー

1972年6月16日、カリフォルニアに素粒子物理学者でエンジニアの息子として生まれた。15歳で国の研究所に雇われ、現在までプログラマーとして働いている。科学、とくに宇宙開発に強い関心を寄せ、作家志望だったウィアーが初めて書いた小説が『火星の人』である

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