基本情報

内容詳細
チェス、バイオリン、テニス、数学…。世界のトッププレーヤーを研究して分かった、ある共通の要素とは?ドイツのマックス・プランク研究所にいた著者は、研究所の目と鼻の先にあるベルリン芸術大学を訪れた。そこには、他の学生を圧倒する能力を持ち、世界的ソリストへの道を約束されたバイオリニストと、将来は教員になる道を選んだバイオリニストがいた。彼らの能力、ひいては人生を分けたものは一体何か。生まれつきの才能か、それとも積み重ねた努力か―。「超一流」の全てを解き明かすことになる、三〇年以上におよぶ研究が始まった。
目次 : 序章 絶対音感は生まれつきのものか?/ 第1章 コンフォート・ゾーンから飛び出す「限界的練習」/ 第2章 脳の適応性を引き出す/ 第3章 心的イメージを磨きあげる/ 第4章 能力の差はどうやって生まれるのか?/ 第5章 なぜ経験は役に立たないのか?/ 第6章 苦しい練習を続けるテクニック/ 第7章 超一流になる子供の条件/ 第8章 「生まれながらの天才」はいるのか?/ 終章 人生の可能性を切り拓く
【著者紹介】
アンダース・エリクソン : フロリダ州立大学心理学部教授。「なぜどんな分野にも、超一流と呼ばれる人が存在するのか」という疑問から、30年以上にわたり、スポーツ、音楽、チェスなど、あらゆる分野における「超一流」たちのパフォーマンスを科学的に研究。そこから、どの分野においても、トッププレーヤーは必ずある共通の練習法を採用していることを突き止め、それを「限界的練習(deliberate practice)」理論として発表した。フロリダ在住
ロバート・プール : サイエンスライター。ライス大学で数学の博士号を取得
土方奈美訳 : 日本経済新聞記者を経て、2008年より翻訳家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
アンダース・エリクソン
フロリダ州立大学心理学部教授。「なぜどんな分野にも、超一流と呼ばれる人が存在するのか」という疑問から、30年以上にわたり、スポーツ、音楽、チェスなど、あらゆる分野における「超一流」たちのパフォーマンスを科学的に研究。そこから、どの分野においても、トッププレーヤーは必ずある共通の練習法を採用しているこ
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