アンジェラ アッカーマン

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感情類語辞典

アンジェラ アッカーマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845915842
ISBN 10 : 4845915847
フォーマット
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
179p;21

内容詳細

言葉にならない感情を描くために。

小説家、脚本家、シナリオライター、漫画家、演出家……
全米で爆発的な評価を得た、すべての創作に役立つ「類語辞典」。

「その表現はありだな」。私は両眉を上げた。
──飯間浩明(国語辞典編纂者)推薦!


古今東西、どんな名作にも必ずある共通点。それは、優れた「感情」が描かれていることです。
愛、憎しみ、孤独、懐かしさ……。物語を生き生きと描くためには、その渦中に置かれた登場人物・キャラクターの心理を、生き生きと「描写する」ことが不可欠です。
でも、頭で考えるだけでは、どうしてもいきづまりがちです。気づくといつも同じリアクションをさせてしまったり、ドラマ性のない説明文になってしまったり、大げさに書きすぎてリアルでなくなってしまったり、会話に頼りすぎてストーリーがおざなりになってしまったり……。こうした失敗に陥らずに、そのキャラクターらしい、自然でオリジナルな表現を生み出すには、どうすればいいのでしょうか?

本書は、人間の喜怒哀楽を項目化し、それぞれの感情に由来する行動や反応を集めた、創作者のための新しい「類語辞典」です。
本書が手元にあれば、お決まりの表現に頼らずに、登場人物をより人間らしくリアルに描き、物語を引っ張っていく魅力的なキャラクターを生み出すことが可能になります。

ある感情における、目に見える「外的なシグナル」、体の内側に起こる「内的な感覚」、心理状態を表わす「精神的な反応」、そしてその感情が強烈だったり、長期にわたる場合のサインや、本人が周囲に隠したり、自覚がない場合のサインなど……
ひとつの感情につき、60〜90個前後の「類語」が収録されています。

アメリカの小説家・小説家志望者向けの創作支援サイト「Writers Helping Writers」で読者からその実用性を高く評価され、待望の書籍化が実現した本書は、米アマゾンで星4.7点(979レビュー)、書評サイト「Goodreads」で星4.5点(‎2182票)と、多くの読者から高い評価を獲得しています。(※2015年11月時点)

小説家だけでなく、脚本家、シナリオライター、漫画家、さらには演出家や俳優など……物語の執筆だけでなく、キャラクター作りや役作りといった<人間を表現する仕事>のよき相棒として、あらゆる創作者を助けてくれる「類語辞典」です。

【著者紹介】
アンジェラ アッカーマン : 主にミドルグレード・ヤングアダルトの読者を対象に、若い世代の抱える闇をテーマとした小説を書いている。SCBWI(児童書籍作家・イラストレーター協会)会員である。カナダのアルバータ州カルガリーに暮らす。多くの作家と作家志望者が集まるウェブサイト「Writers Helping Writers」を運営している。豊かな文章を書くにあたり参考となる数々の類語表現を紹介するこのウェブサイトは、その功績が認められ賞も獲得している

ベッカ・パグリッシ : ヤングアダルト向けのファンタジー小説、歴史フィクションの作家であり、雑誌ライター。SCBWI会員である。フロリダ州南部に暮らす。多くの作家と作家志望者が集まるウェブサイト「Writers Helping Writers」を運営している。豊かな文章を書くにあたり参考となる数々の類語表現を紹介するこのウェブサイトは、その功績が認められ賞も獲得している

滝本杏奈 : 津田塾大学英文学科を卒業後、creativehybridに所属、広告・映像ジャンルを中心に幅広く翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みや さん

    人間の喜怒哀楽を項目化して感情に由来する行動や心理パターンを集めた辞典。小説を書く参考に購入した。言葉を産む源泉として凄く良い。様々なテーマの非言語的な感情情報を行動・生理的反応・思考を軸に纏めている。私は設定や構成を拘る割に内面描写が薄いと自覚しているので、これらの定型表現に一捻りを追加して、自分だけの言い回しを作っていきたい。『感情の書き方』や『書き手のためのヒント』も良かった。「読者はキャラクターの気持ちを教えられるのではなく、その感情を自分で体験したい」。書き手になると読者の心を忘れてしまいがち。

  • アイアイ さん

    感情リストに定型文が分けられていて見やすい。なんでもかんでもメロドラマにしない、感情のアーチを作り上げるには心理描写をどんどん強く複雑にしていくなどアイディアの欠片である言葉がたくさん載っている。 著者がカナダ人なので、日本人がしないジェスチャーに異文化の楽しさがあります。 私は漫画を描く前に小説文でストーリーを作る創作をしているので、役経ちました。購入しようっと。▽図書館

  • aloha0307 さん

    こんな種類の辞書があるんだね 面白いね。喜怒哀楽を数十に類型、感情に由来する行動や内心の感覚・反応を集めています。項目数多いのはnegativeな感情のほう(これ仕方ないのかな)。この感情にかなり共通する外への表出は、眼を細めて、すぼめて相手を見る...う〜ん 我社社員に多いこの表情。明るくpositiveにいきましょうよ。

  • フローライト さん

    すごくタメになるし面白い。同時に図星を突かれて頭がいたい。何でもかんでもメロドラマにしない、って本当にその通り。私の文章ってダメな例の典型な気がする〜〜。お話を書くときは、傍に置くようにします。活用できるかしら。

  • なつ さん

    75の感情と、それに連なる心と体の動きを小説などで表現するためのヒントが散りばめられた辞典。外国の書籍だからか、その書き方が日本人に合うのか微妙に感じた箇所がいくつかありました。また、似た感情のニュアンスの違いを書いたものをイメージしてたのでそこが少し残念。完全に創作者向けということかな。

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アンジェラ アッカーマン

主にミドルグレード・ヤングアダルトの読者を対象に、若い世代の抱える闇をテーマにした小説を書いている。SCBWI(児童書籍作家・イラストレーター協会)会員である

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