アルチュニアン(1920-2012)

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CD 輸入盤

ピアノ作品全集 ハイク・メリキャン

アルチュニアン(1920-2012)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GP718
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アルチュニアン:ピアノ作品全集

アルメニアを代表する作曲家の一人、アルチュニアンのピアノ作品全集。アルメニアの民族音楽の伝承に根ざした豊かな情感を持った彼の作品は、ショスタコーヴィチが絶賛したことでも知られ、日本でも近年人気が高まっています。幼い頃から楽才を示したアルチュニアンは、アルメニアからモスクワに留学、じっくりと音楽を学んだ後、故郷エレバンに戻り、1954年にアルメニア・フィルハーモニー協会の芸術監督に就任、またエレバン音楽院で作曲の指導をはじめ、1977年には教授となり1990年までこの地位に留まり、数多くの後進を育て上げたことでも知られています。彼の代表作である「トランペット協奏曲」は超絶技巧を駆使した華やかな曲想が人気ですが、アルチュニアン自身が優れたピアニストであったこともあり、そのピアノ曲も技巧的で、曲によってはショスタコーヴィチを思わせるようなシニカルな佇まいを持っています。(輸入元情報)

【収録情報】
アルチュニアン:
1. アルメニア舞曲 (1935)
2. パストラル (1936)
3. 主題と変奏 (1937)
4. 3つの前奏曲 (1938)
5. 前奏曲 - 詩曲 (1943)
6. ポリフォニック・ソナタ (1946)(第1楽章:インヴェンション/第2楽章:コラール/第3楽章:フーガ)
7. ユモレスク (1947)
8. 3つの音画 (1963)(山々を渡る風/アララト谷の夕べ/サスーン舞曲)
9. ピアノのためのソナチネ (1967)
10. 6つのムード (1976)
11. 子供のためのアルバム (2004)(冗談/秋のワルツ/陽気なプロムナード/悲しみの歌/叙情的なワルツ/いたずらな女の子/物語/春のムード)

 ハイク・メリキャン(ピアノ)

 録音時期:2015年9月11-15日
 録音場所:アルメニア、エレヴァン、アルファサウンド・レコーディング・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(1-5,7,9)

ユーザーレビュー

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ソヴィエト政府が芸術家に求めた(強制した...

投稿日:2017/09/13 (水)

ソヴィエト政府が芸術家に求めた(強制した)社会主義リアリズムでは、ソヴィエトが多民族国家である証拠に、民族性を芸術作品に盛り込むことを奨励していた。 幸いアルチュニアンはアルメニア生まれという、モスクワやペテルブルグなど、中央からしたらしっかりした根っ子があり、良くも悪くも民族性を自らの芸術の特色としたが、そこから抜け出る事が出来なかったようだ。(抜け出る必要も無いのだろうが。) 『アルメニア舞曲集』や『パストラル』など、いかにもという作品や、『主題と変奏』では初めはフランス近代音楽に影響を受けた都会的な音楽かと思いきや、民族的なリズムや旋律が入ってきて、アルメニアという風土というか作曲家自身のルーツを出さずにはいられないようだ。 『前奏曲ー詩曲』はスクリャービンの音楽をアルメニア風にアレンジしたようだ。 『ポリフォニック・ソナタ』は、民俗性から一番離れた作品のようだが、一部、民族的な響きが聴き取れる。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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