アルジャーノン・ブラックウッド

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Books

いにしえの魔術 ナイトランド叢書

アルジャーノン・ブラックウッド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883753185
ISBN 10 : 4883753182
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あたびー

    #日本怪奇幻想読者クラブ 古代と自然への畏怖と憧憬とに溢れるブラックウッド短編集。表題作以外は初読。有名な「いにしえの魔術」は心霊科学者サイレンス博士ものだが、博士はここでは話の聞き取りと、助手を使いに出して調査させる以外あまり活躍しない。フランス独り旅を愉しむ男が迷い込んだ怪しい街に囚われたのには実は訳があった。45にもなって17の娘に粉をかけられていい気になってはいかんね。「秘法伝授」古代への憧憬と自然崇拝が2つとも盛り込まれた作品。上手いこと現実の経済活動と両立しているのが微笑ましい。(つづく)

  • スプリント

    幼少の頃読んだときはもっと恐怖を感じたように記憶しているが、年をとり不確かなものに対する耐性がついたようです。

  • ハルバル

    表題作はもう何回も読んでいるが、魔女のセリフにフランス語の横書きがあったりと訳がなかなか洒落ていて好き。前半部のエロスと後半部のサバトに呑み込まれていく緊迫感といい、何度読んでも良くできた話。その他の話もブラックウッドらしい汎神論的な畏怖なる自然を書いているが、「エジプトの奥底へ」の想像力のぶっ飛び加減はある意味凄い。冷静に読むと何書いてるんだか全然分からないんだけど(笑)。思うに自然に近づくとは理性や人間性を失い狂気に落ちることと紙一重であり、そこにこそ自己の溶解する恐怖と魅惑が存在するのだろう。

  • qoop

    再読しても飽きがこない表題作だが、これまで書名として採用されたことがないらしいのは意外だった。他に、自然美の憧憬として直球勝負の〈秘法伝授〉、超自然を恐れて歪んだ人心とそれを取り巻く周囲の困惑…オーソドックスだが趣深い〈神の狼〉、圧倒的な力と対峙したとき人間が感じる恐怖心を描いて著者らしさを感じさせる〈獣の谷〉、幻視者の行く末を語る幻視小説と云う意外性が印象に残る〈エジプトの奥底へ〉。

  • 氷沼

    乱歩が好きだったという名作「いにしえの魔術」を表題にした一冊。 「エジプトの奥底へ」、重要人物が出てくるまではエジプトの風景や登場人物たちの心理描写を長ったらしく書いてあるだけ、まぁ重要人物が出てからもさほど変わりはしないので、「砂」同様、「よく分からなかったな」が、正直な感想。 これ以外の作品はどれも楽しめた。 特に「いにしえの魔術」「獣の谷」は面白かった。 誤植が多いのと構成の関係でちょっと読み辛かった。このシリーズは大概こんな感じ。

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