アラン スティーヴェル

アラン スティーヴェル プロフィール

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ブルターニュ(フランス)のトラッド・ミュージック、ブレトン・トラッド界の中心人物であるAlan Stivell(アラン・スティーヴェル)。ケルティック・ミュージック・ファンには馴染み深く、ロックのリスナーにも熱烈なファンが存在するであろうアーティストである。

彼は1943年にブルターニュ生まれ、父ジョード・コシュヴルーは楽器職人でステンドグラスにあった伝統楽器であるブレトン・ハープを再現し息子アランにそれを演奏させたという。アランは幼くしてコンサート等でそのブレトン・ハープを演奏し、ブレトンの伝統、文化をリバイバルさせて行くのである。

1959年、弱冠16歳のアランはブレトン・トラッドに留まらずスコティッシュ、アイリッシュ・トラッドといった内容のブレトン・ハープ・ソロ作“Telenngeltiek"をリリース。後、もっとも活動が盛んとなる’70年代、アルバム“Reflets"(’70)をリリース。この作品ではエレキ・ギター等も使用されたフォーク・ロック、そして彼の初のヴォカール・トラックも収録されている。1972年リリースの初のライヴ・アルバム“Olympia Concert"ではガブリエル・ヤクー(g)、ダン・ア・ブラース(g)等参加の話題作である。アランの深い声の弾き語りと共にノリの良いライヴ盤である。ガブリエル・ヤクー、ダン・ア・ブラース共翌年の’73年にリリースされたアランのアルバム“Chemins De Terre"にても参加、このアルバムをリリース後ガブリエルはヴォーカリストであり妻のマリーと共にフレンチ・トラッドの演奏活動の為に脱退し、Malicorne(マリコリヌ)を結成する。またダンもブルターニュにてプロデュ−サーとして活躍中。

’74年には“E Langonned"をリリース、このアルバムは全編アコースティック・サウンドでハープだけでなく、ビニュー(バグパイプ)も登場するナンバーもあり興味深い。

彼が一部ロック、及びプログレ系のリスナーにも支持されているのは’77年リリースの“Before The Landing”、このアルバムにはプログレのバンドMagma(マグマ)の参加が話題となった事もある、作品も壮大なるスケールにて展開され’79年のアルバム“Symphonie Celtic"等はその絶頂的作品であろう。

’80年代に突入してからのアランの活動はアメリカやインターナショナルな演奏活動を展開してゆく。

'93年にリリースされたブレトン・トラッド作のアルバム“Again"ではKate Bush(ケイト・ブッシュ)、シェイン・マクガワン、デイヴィ・スピラーンといった大御所達が参加、ここでは’70年代の彼の代表的レパートリーが再現されている。

’95年にはかれの音楽的ルーツとされる所であるスコティッシュ、アイリッシュ・トラッドを全面に散りばめられたアルバム“ Brian Boru"をリリース。ゲストにMaire Breatnach(モイア・ブレナック)Tannas(タナス)のメンバーが参加、プロデューサーにフレンチ界の敏腕、マルタン・メソニエを迎えての作品である。

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