アミン・マアルーフ

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サマルカンド年代記 『ルバイヤート』秘本を求めて ちくま学芸文庫

アミン・マアルーフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480086693
ISBN 10 : 4480086692
フォーマット
出版社
発行年月
2001年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
494p;15

内容詳細

イスラーム中世の思想家にして天才的天文学者、そして酒の詩人として著名なペルシア人オマル・ハイヤーム。彼の青春は暗殺者教団の創設者ハサン・サッバーフとの出会いと決別、冒険や恋に彩られていた。そのなかで『ルバイヤート』(四行詩集)が書き綴られて行く。その手稿本はモンゴル軍のペルシア侵攻の際に喪失したと信じられていたが、何と、800年後のパリに浮上。その追跡のために青春を賭けた仏系米人(本書の語り手)がパリからイスタンブール、さらに立憲革命で動乱のペルシアへ。そして、その保持者だった王女と相思相愛の仲となり、結婚してアメリカに戻ろうと、乗ったのが豪華船タイタニックだった…。

【著者紹介】
アミン・マアルーフ : 1949年レバノン生まれ。ジャーナリスト、作家。祖国の内乱を機に76年、パリに移住した。『アラブが見た十字軍』(ちくま学芸文庫、牟田口共訳)刊行後は創作に専念、88年、『サマルカンド年代記』で新聞協会文学賞、93年、Le Rocher de Tanios(タニオスの岩)でフランス四大文学賞の一つであるゴンクール賞を受賞した

牟田口義郎 : 1948年東京大学文学部卒業。朝日新聞中東、パリ各特派員を経て論説委員。82年に退社後は成蹊、東洋英和女学院各大学教授を歴任した。ほかに中東調査会常任委員、中東報道者の会会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ さん

    前半は、「ルバイヤード」を書いたオマル・ハイヤームの半生を。そして続くのは、副題にあるように「ルバイヤード」の手稿本を求めてアメリカ人のルサージがいかに生きたかだ。前半は11世紀で舞台はサマルカンド。後半は立憲革命の時のペルシャである。そして、ルサージはついにその手稿を手にいれるのだが…、それはタイタニックとともに海に沈んでしまうのである。そういう話を作者のアマンミアルーフが書いた。前半のオマルの話はエキゾチックで面白いのに、唐突に舞台がかわるのに唖然とした。タイタニックの話で、全てが嘘っぽくみえる。

  • syaori さん

    『ルバイヤート』の手稿本を巡る物語。オマル・ハイヤームが手稿本を作る前半と、米国人ルサージが手稿本を求めてペルシアに渡りイラン立憲革命に巻き込まれる後半に分かれています。ドキュメント調で進む物語は、手稿本の成立とそれが歴史に埋もれていくまでを描いた前半はもちろん、立憲革命にペルシア王女とのロマンスが絡む後半も、どこまでが真実でどこからが虚構か分からないリアルさがあって歴史へのロマンをかきたてられます。最後の米国行きの船の上での王女と手稿本の思い出は、東西が交差する独特のエキゾチズムと余韻がたっぷりでした。

  • 三柴ゆよし さん

    『ルバイヤート』を残したオマル・ハイヤームが血で血を洗う政治闘争に否応なく巻きこまれてゆく前篇と、彼の失われた手稿本を探し求める青年ベンジャミン・ルサージを語り手とした後篇からなる歴史小説。アサシン教団やら宮廷の大奥やらの陰謀が渦巻きまくる第2章は抜群のおもしろさ。エンタメとして成功している小説ではあるが、ハイヤームの扱いに関しては、天才!ハイヤーム、イケメン!ハイヤーム、みたいな感じで、とりあえず持ち上げとけばいいか、みたいな底の浅さがある。作者はハイヤームその人にはそんなに興味がないのだなと思った。

  • ああああ さん

    息もつかずに読んでしまった。ペルシアの酔いどれ詩人にして天才学者のオマル・ハイヤーム。世界史の授業でもその名前だけは聞くことのある「ルバイヤード」原本をめぐる物語。オマルその人の人生を追う前半も、ルバイヤードにまつわるイラン革命時代の物語である後半も、臨場感たっぷりだった。満足。ちなみに「サマルカンド」の年代記ではありません。

  • ailerx4 さん

    非常に緻密に書かれていて読み応えがあった。後編ではタバコボイコット運動やイラン立憲革命についても書かれていて世界史好きにはおすすめ。

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アミン・マアルーフ

1949年レバノン生まれ。ジャーナリスト、作家。祖国の内乱を機に76年、パリに移住した。『アラブが見た十字軍』(ちくま学芸文庫、牟田口共訳)刊行後は創作に専念、88年、『サマルカンド年代記』で新聞協会文学賞、93年、Le Rocher de Tanios(タニオスの岩)でフランス四大文学賞の一つであ

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