マノン・レスコー 新潮文庫 改版

アベ・プレヴォー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102006016
ISBN 10 : 410200601X
フォーマット
出版社
発行年月
2004年06月
日本
追加情報
:
16cm,302p

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読書メーターレビュー

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  • メタボン さん

    ☆☆☆☆ まさに「恋は盲目」。すべてを投げ打って恋に身を捧げるグリュウは哀れであり滑稽でもある。ただそれを親切にも支える友人や紳士は更に不可解。どっからそんなに金があふれでてくるの?いろいろと突っ込みどころ満載だけれども、結構のめりこむほど面白かった。グリューの独白で、まわりくどい修辞法も、「フランスロマン主義」らしい文体なのかもしれない。ちょっと脂肪分たっぷりの料理のようで、もたれるが、たまに賞味するのも悪くない。

  • かごむし さん

    恋の炎に身を焦がすグリュウ君と、信仰の道を、正しき人の道を歩もうとするチベルジュと。著者はどっちの味方なのかと思ったが、二人とも彼の分身なのだろう。サン・ラザールでの二人の会話は圧巻だった。タイトルから、一見マノンの物語のようにも思うが、マノンは一つの象徴であり、これはグリュウ君がもがき苦しむ物語である。まだ女性も社会も経験のない若い頃の自分が、こんな魅惑的な女性に出会ったとしたら、身の破滅の予感すら受容して恋の茨の道を歩んでいたかもしれない。そんな経験がないことが不幸に思えるほど、激しい恋の物語だった。

  • Maki さん

    17世紀『クレーヴの奥方』で一度も問題にならなかった「金」が18世紀の小説『マノン』では一番重要な役割を果たし、『クレーヴ』における絶対的な神の優位が『マノン』では神にも勝る「宿命」に取って変わっている変化に気づいて読み比べると面白い。そして当時、未婚の男女が同棲する事の、とてつもなく例外的な事に社会は肝をつぶし、連続する不幸も神に背いた当然の報いと取られたのだろうと想像する。純粋に「信じたい」と思うグリュウの気持ちを上手に操るマノンの手練手管に、ただただ圧倒され同性として尊敬の念さえ抱いてしまう。

  • 佐島楓@勉強中 さん

    凄まじい浪費癖を持ち、お金のためなら身を売ることも厭わぬ美少女・マノン。彼女に恋したばかりに、デ・グリュウは人生を破滅させてしまう。恋は盲目を絵に描いたような物語。マノンに騙されても騙されても彼女を赦してしまうデ・グリュウ。イタさと究極のエゴイズムが常に感じられるこの小説、18世紀に書かれたものとは思えない破壊力を秘めている。読了後ぐったり疲れました。人間はそう変われませんなぁ。

  • Yuririn_Monroe さん

    プレヴォーの『ある貴人の回想録』全66巻のうちの第7巻が、このマノン・レスコー。マノンのために何でも尽くしてしまう、愛することがまだよく分かっていないグリュウ君。マノンは本当にグリュウを愛していたのか伝わってこない。口先だけのような関係で見ていてイライラするし痛々しい。椿姫、ボヴァリー夫人に影響を与えたお互いを破滅へと導く男女の息づかいが感じられる。18世紀ということで、なかなか想像できない情景があるのは当たり前だが、恋人に対しての盲目など現代にも通ずるものがある。

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