珈琲の晩

nobleよりSerph “luck”のミュージックビデオも手掛けた気鋭の映像作家、外山光男の初作品集がDVDで登場します。
彼が世に出るきっかけとなった、NHK『デジタル・スタジアム』2005年度「デジスタ・アウォード」映像部門グランプリを受賞した『ぼくらの風』や、外山版「銀河鉄道の夜」と言えそうな『金星の夢』他、2005年から2011年にかけて制作された計７作品を収録。
作画や脚本だけでなく、セリフや音楽にいたるまで、全て外山独りで制作されたものです。水彩絵の具や色鉛筆を使ったノスタルジックな映像に、ピアノやアコーディオン、ウクレレなどが奏でる温もりを感じさせる音楽、　さらに最もユニークな点である、この世にはない外国語（外山のオリジナル語）でささやくように話される言葉が重なり、「星」「宇宙」「夜」「旅」「子供」「異国」などをキーワードに、少年少女や少しとぼけた不思議な生き物が、詩的で隙間のある物語を語ります。
どことなく宮沢賢治の世界観を彷彿とさせる、外山光男の「あたたかくてつめたい」不思議な世界を、どうぞお楽しみください。

【収録内容】
星会 (4分30秒)
ぼくらの風 (4分)
金星の夢 (20分)
my copernicus (5分)
trot (11分)
珈琲の晩 (9分)
遠い散歩 (4分30秒)

外山光男（とやまみつお）プロフィール
福岡県出身、映像作家。
水彩絵の具や色鉛筆を使ったアニメーションを制作している。
『ぼくらの風』がNHK『デジタル・スタジアム』2005年度「デジスタ・アウォード」の映像部門グランプリを受賞。
ミュージックビデオや、番組オープニングアニメーションなどをいくつか手掛けている。

気鋭の映像作家、外山光男の初作品集。出世作である『ぼくらの風』をはじめ、『金星の夢』など7作品を収録する。水彩絵の具や色鉛筆を使った柔らかでノスタルジックなアニメーションが心の琴線に触れる。(CDジャーナル　データベースより)