Books

かあちゃんのジャガイモばたけ

アニタ・ローベル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784566080423
ISBN 10 : 4566080420
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ジャガイモをつくって、ふたりのむすこをたいせつにそだてていたかあちゃん。でも、ある日、にいちゃんは、東の国の兵士になり、おとうとは西の国の兵士に…さて、かしこいかあちゃんは、どうやってむすこたちをとりもどしたでしょう?1967年にアメリカで刊行された作品が、カラー版になって再登場!アニタ・ローベルのかわることのない平和へのねがいをとどけます。

【著者紹介】
アニタ・ローベル : 1934年ポーランドのクラクフに生まれる。10歳のとき、ナチスの侵攻により、強制収容所に送られるが、1945年に救出される。1952年、家族とともに渡米。のちにアーノルド・ローベルと結婚し、絵本の世界へ

まつかわまゆみ : 翻訳家。英米の絵本や物語を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • はる

    なかなか深いです。長年読まれてきた戦争の絵本。ジャガイモを作って二人の息子を育ててきた母ちゃん。だが子供たちは軍隊に憧れ、それぞれ東の国と西の国の兵士になってしまう…。強さに憧れ、欲しいものを手に入れるために憎しみ争う。母親視点の愚かな戦争の縮図。お母さんはきっと哀しい体験をしてきたに違いありません。クライマックスはちょっとナウシカ?お母さんの逞しさが格好いいです。

  • とよぽん

    母は強し。争いごとが不毛であることを、母はよくわかっている。息子二人が敵対する軍に入って戦うけれど、兵士がひもじくては戦にならない。お腹を満たす食べ物があってこそ平和な世になる。作者はポーランドに生まれ、強制収容所に送られたが生還できた歴史の生き証人。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    表紙の絵で平和な畑仕事のお話かと思っていたら・・・とんでもなく全くの別物でした。戦争がテーマ。色々考えさせられます。

  • ヒラP@ehon.gohon

    戦争から畑と子どもたちを守るために作った塀でした。 でも子どもたちは兵士に憧れて出ていってしまいました。 敵同志になった兄弟は何を見たでしょう。 人の生死と飢えを間近に見て苦しみ、同じジャガイモ畑を目指して新たな戦を交えることになりました。 些細なことで平和が維持できるとアニタ・ローベルは語っています。 平和があれば塀も要らない。 強制収容所を経験した彼女だから強く言えることかも知れません。

  • Cinejazz

    むかし昔、二つの国がありました。東と西の二つの国の真ん中の谷で、二人の息子とジャガイモ畑を大切に育てる女の人が暮らしていました。 ところが、東と西との戦争で、兄は東の国の兵士になり、弟は西の国の兵士となって、家を出て行ってしまいました・・・<iチス強制収容所から生還した作者<アニタ・ロ-ベル>が、戦争の悲劇をみつめ、平和への願いを込めて描かれた名作絵本。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items