紫禁城の至宝 日中戦争の戦禍から美術品を救え

アダム・ブルックス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309229270
ISBN 10 : 4309229271
フォーマット
出版社
発行年月
2024年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;20

内容詳細

日中戦争もう一つの戦い。北京、上海、南京、武漢、重慶…紫禁城の宝物を救出するため、命を賭して広大な中国を流転した人々がいた―。故宮博物院所蔵の美術品の苦難の道を辿る、傑作ノンフィクション!

目次 : 序章 紫禁城/ 1章 姿を現した宮廷コレクション/ 2章 みすぼらしい教授/ 3章 平和、そして戦争/ 4章 避難/ 5章 上海/ 6章 ロンドンへ/ 7章 南路/ 8章 南京脱出/ 9章 中路/ 10章 北路/ 11章 安らぎの場所/ 12章 忘れられない日/ 13章 亡命?/ 14章 虎狩り

【著者紹介】
アダム ブルックス : カナダ生まれ、イギリス育ち。ロンドン大学東洋アフリカ学院で中国語を学ぶ。長年、BBCニュースのジャーナリストとしてインドネシア、中国、アメリカで特派員を務め、イラク、アフガニスタン、北朝鮮、モンゴルなど30ヶ国以上からテレビとラジオで報道した。ジャーナリストの経験を生かしたスパイ小説の名手でもあり、デビュー作Night HeronはCWAのジョン・クリーシー・ダガー賞に、続編のSpy Gamesはイアン・フレミング・スチール・ダガー賞にノミネートされるなど高い評価を得ている。メリーランド州タコマパーク在住

須川綾子 : 翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さとうしん さん

    日中戦争を承けての北京から上海、そこから更に武漢、重慶、楽山、宝鶏などへの故宮の文物の疎開作業と関係者について。特に当時の故宮博物院院長にして古文字学者としても著名な馬衡や、後に台湾に渡ることになる荘厳、那志良らの生涯について詳述している。日本軍の爆撃以外にも現地での思わぬトラブル、船や自動車などの運搬上の問題、関係人員や文物を避難させた土地の地元民による問題、避難所での湿気や害虫の存在、火災の危険性、日本軍に見つかりやすい目立つ屋根といった、関係者が見舞われた様々な苦難を描き出す。

  • keisuke さん

    図書館。ずっと「蒼穹の昴」シリーズを思い出しながら、同時進行でこんな事があったのかと驚いていた。今村翔吾の「五葉のまつり」でも感嘆というか感動したけど、歴史的事実は当然単純に簡単にできた訳がなく、背景でただただ地道に事務仕事を企画進行する人達がいる。こういうことももっと教えておいてほしいけど、教科書には載せきれないし、ドラマにするには地味なんだろう。

  • Go Extreme さん

    宮廷コレクション・戦時下の移動状況-1933〜1945年 芸術作品は物質だが、時間との邂逅でもある 紫禁城:1765年1月28日・北京 金石学者 大切にする人・入手したいと欲する人 文化遺産・国家の威信を示す強力な存在 姿を現した宮廷コレクション: 荘厳 郡志良 馬衡 みすぼらしい教授 平和、そして戦争: 徐悲鴻 蒋介石 避難 上海: 欧陽道達 ロンドンへ 南路 南京脱出 中路 北路 安らぎの場所 忘れられない日 亡命? 14章 虎狩り

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