アガサ・クリスティー

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アクロイド殺し ハヤカワ文庫

アガサ・クリスティー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151300035
ISBN 10 : 4151300031
フォーマット
出版社
発行年月
2003年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,445p

内容詳細

深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。だが、村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明し、局面は新たな展開を…驚愕の真相でミステリ界に大きな波紋を投じた名作が新訳で登場。

【著者紹介】
アガサ・クリスティー : 1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

羽田詩津子 : お茶の水女子大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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おそらく、ミステリ史上、もっとも論議を呼...

投稿日:2019/01/12 (土)

おそらく、ミステリ史上、もっとも論議を呼んだ作品であることは間違いない。多くの人が、フェア、アンフェアの立場で論議をしているものの、現時点ではおおむねフェアという立場が勝っているように思える。 事件は、探偵を引退したポアロが引っ越した村で起きる。裕福なフェラーズ夫人が殺され、さらには夫人と再婚の噂があったロジャー・アクロイドも殺される。フェラーズ夫人はどうやら恐喝されており、そのことをロジャーに告げようとしていたのだ。フェラーズ夫人の検視を行ったシェパード医師(手記の文中では「わたし」)が書いた手記をポアロが読み、捜査に乗り出す…。 ミステリ評論家の瀬戸川猛資は、フェア・アンフェア論争を分析した後、手記の客観性の問題に触れ、それが担保されていない以上、本書はアンフェアだとしている。私はこの論に最も納得している。そして、彼が言うように本作は“不朽の問題作”である。

ねも さん | 兵庫県 | 不明

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ポアロのシリーズでも屈指の名作と名高い作...

投稿日:2012/02/02 (木)

ポアロのシリーズでも屈指の名作と名高い作品。富豪のアクロイド氏が殺され、隠居してカボチャ作りに専念(?)していたポアロが担ぎ出されてくる。 友人のヘイスティングスは出てきません。以降ネタバレを含みます。 この作品と『オリエント急行』、『カーテン』は、ミステリー史上でも特異な3作だと思います。ほとんど反則かもしれません。それでも面白いことには変わりないので、お勧めです。

伊湖 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    クリスティは初読。そもそも、ミステリーを読み慣れないので、登場人物たちの過剰なまでに濃密な人間関係に戸惑いを覚えながら読み進めることになった。名探偵役のポワロはなかなかに魅力的だ。風采の上がらない小男のベルギー人という設定も、イギリス社会の中に置いてみると、一層に異彩を放ちそうだ。ミステリーとしての評価をどこに求めていいのかわからないが、意外性は確かにあるだろう。また、ミステリーマニアには謎解きの楽しみに満ちた作品だろう。ただし、小説として見た時には、「語り」のあり方として根底的な矛盾を感じざるを得ない。

  • まつ子 さん

    ★★★★★ クリスティの数ある作品の中でも特に有名で、個人的には1番好きな本作。 今回は再読だったが、全く飽きることなく最後まで一気に読んでしまった。 犯人の意外性がクローズアップされることが多いが、登場人物の描写、ポアロの不思議な魅力、セリフ回しなど、純粋に物語として面白い。 特にシェパード医師の姉、キャロラインの存在感は良かった。

  • ヴェルナーの日記 さん

    海外ミステリーの古典を読むなら、必読というべき一書。物語の構成について、フェアーか、アンフェアーかを問題として問われていることからも、本書におけるインパクトが大きく現在にも影響を与えている秀逸な作品だ。著者クリスティーは、多作な作家であり、数多くの名作を世に生み出し、その作品のほとんどが映像化されている稀有な作家といえる。

  • れみ さん

    イギリスの片田舎の村キングズ・アボットで起こった村の名士アクロイド氏殺害事件。最近村に越してきた風変わりな男の正体が名探偵のポアロとわかり、医師のシェパードはともに事件を調べ始める…というお話。文章の端々に違和感を感じはしたものの、そういう展開が待っていたとは。小さな村らしい閉鎖的な人間関係などの雰囲気がいかにもこういうミステリーものらしく惹き込まれる。

  • yu さん

    Kindleにて読了。野村萬斎さんと大泉洋さんでドラマ化されるということで読んでみた。ポアロのどこか透かした余裕感が、相変わらずいいい意味で鼻につく。これは、ドラマは是非見なくては。

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アガサ・クリスティー

イギリスの作家。1890年生まれ。1920年に『スタイルズの怪事件』でデビューして以来、長編と短編集わせて100冊を超す作品を発表した。多くの作品が、古典的名作としての評価を確立している。71年には長年の功績により、大英帝国勲章(DBE)を授与された。76年没

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