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ISBN 10 : 4764230356
Content Description
アウグスティヌスの書簡は、彼の生きた時代と社会を知る上で貴重な歴史史料であるばかりでなく、教理的・倫理的問題に関する彼の思想を理解する上でも不可欠な文書である。現在知られている書簡252通のうち、ほぼ四割に及ぶ101通を選んで2冊に収録。本巻にはミラノの回心(386年)から、西ゴート族によるローマ攻略(410年)までの時代の書簡を収めた。ヒエロニュムスとの往復書簡や「三位一体について」など、これまでほとんど翻訳されることのなかった重要な作品が多数含まれている。
目次 : 第1部 三八六‐三九五年―ミラノの回心からヒッポの副司教就任まで(ゼノビウスへの手紙/ ネブリディウスへの手紙/ ロマニアスへの手紙/ マクシムスからの手紙 ほか)/ 第2部 三九六‐四一〇年―司教就任から西ゴート族によるローマ攻略まで(エウセビウスへの手紙/ シンプリキアヌスへの手紙/ プロフトゥルスへの手紙/ ヒエロニュムスへの手紙(二)「ヒロエニュムスの聖書解釈を巡って」 ほか)
【著者紹介】
金子晴勇 : 1932年、静岡県に生まれる。1962年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、岡山大学名誉教授、聖学院大学総合研究所名誉教授。文学博士(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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