カレーライスの謎 なぜ日本中の食卓が虜になったのか 角川SSC新書

みずのじんすけ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784827550405
ISBN 10 : 4827550409
フォーマット
出版社
発行年月
2008年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,171p

内容詳細

1950〜60年代に食卓の主役に踊りだしてから、長年に渡って日本人が夢中になり続けている料理、カレーライス。この“日本料理”は一体誰が生み出したのか。カレーの語源、伝来、製造秘話などを明かす。

【著者紹介】
水野仁輔 : 1974年静岡県生まれ。1999年に結成した男性7人組の出張料理ユニット『東京カリ〜番長』の調理主任。全国各地の様々なイベントに出張して、テーマに合わせたカレーと音楽を提供する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 流言 さん

    国民食・カレーライス。インド料理がいかにして日本で魔改造を施され、家庭料理として定着したのかを描いている。特に市販カレールウの変遷についての部分に力が入っており、日本のカレーは家庭料理でありながらその歴史は市販ルウやレトルトの歴史でもあるのだなと感じた。バーモントカレーとゴールデンカレー、甘さとスパイシーという二元論で語られてきたカレールウに一晩寝かせたカレーの成熟した旨味『熟カレー』、複数のルウを混合させコクを出した『こくまろカレー』と消費者の知恵から作られた両者が殴り込みをかけたところが特に面白い。

  • 月讀命 さん

    カレーライスは日本の国民食であり、オフクロの味だ。東京のインド料理店で注文したカレーとは全く異にするカレーライスは、日本の味といっていい。ジャガイモ、玉葱、人参と少しばかりの肉というコンビネーションこそ日本の真髄。醤油で味付ければ肉じゃが、デミグラスソースでビーフシチュー、牛乳で煮込んでホワイトシチュー、カレー粉で煮込んでカレーライス、毎日、安価なジャガイモ、玉葱、人参が食卓に並び、この組み合わせこそが高度成長時代の日本の味であると思う。この本は、カレーについての秘話等も多く散りばめられ興味深い本だ。

  • 藤枝梅安 さん

    筆者は出張料理ユニット「東京カリ〜番長」の主任である。カレーの歴史を俯瞰し、終戦後のカレーの変遷を細かく追っている。特に、エスビーとハウスの製品開発競争や、そこに参入したグリコの技術、さらにレトルトカレーを定着させた大塚化学も登場し、さながら「昭和カレー史」とも言えるような内容。でも、結局、カレーライスの謎は謎のままである。

  • アズル さん

    図書館で以前読んだ本、今回古本にて購入。カレーライスの歴史をわかりやすく教えてくれます。カレーの将来が、ご当地やスープカレーで終わっています(2008年発行なので)。今のカレーのトレンドってなんだろう?個人的にはカロリーオフカレーかな?と思っています。

  • スプリント さん

    カレーライスが日本で国民食と呼ばれるまでになった歴史と、カレールウとレトルトカレーの開発秘話が書かれています。カレーの具材についても触れられています。

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人物・団体紹介

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みずのじんすけ

1974年静岡県生まれ。調理師。男性4人組の料理ユニット「東京カリー番長」の代表として、全国各地のさまざまなイベントに出張してカレーを提供するかたわら、雑誌でのカレーコラムの執筆、カレーソングCDのプロデュースなど、「カレーに関することなら何でもあり」をモットーに幅広く活動中。また、「Spice K

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