お父さんのバイオリン

ほしおさなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198633004
ISBN 10 : 4198633002
フォーマット
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
242p;19

内容詳細

父の遺したバイオリンを弾く少女梢。しかし、ある事故がきっかけでうまく弾けなくなる…。亡くなった父との絆に気づき、立ち直っていく少女の姿をみずみずしく描く、さわやかで、ちょっぴり不思議な物語。

【著者紹介】
ほしおさなえ : 1964年東京に生まれる。児童書出版社、大学植物学研究室勤務を経て、作家としてデビュー。『ヘビイチゴ・サナトリウム』(東京創元社)が第12回鮎川哲也賞最終候補に。フェリス女学院大学文学部非常勤講師。本書が初の児童書作品

高橋和枝 : 1971年神奈川県に生まれる。東京学芸大学教育学部美術科卒業。ステーショナリーデザインの仕事を経て、現在フリーのイラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 野のこ さん

    素敵で少し泣きました。悲しみと友だちになるしかないの?不思議な小さな男の子の「親子きつねの歌」からハミングの連鎖。わたしが音楽になって広がった!お母さんの「夢に漂う空気がやわらかい光に満たされて心がまるごときれいな水に洗われるよう」という表現が素敵でした。おばあちゃんの町。木々のあいだからこぼれる明るい日差し、小川の流れるようなメロディーはきらきら光のよう。おばあちゃんの桃のシロップ漬けに手作りレーズンバターと干し葡萄の天然酵母、石釜で焼いたお母さんのパンに拍手喝采!母娘が元気になって私も元気になれた

  • はる さん

    事故のショックでバイオリンが弾けなくなった女の子。失職した母とともに祖母の暮らす田舎で夏を過ごすことになります。そこで不思議な少年に出会うのですが・・。少しキャラクターとストーリーが弱いけれど、亡くなった父と繋がったりとか、そういう描写は結構好きだなあ。

  • ぽろん さん

    児童書。切なくて、温かくて、優しい。お母さんの実家で起きた不思議な体験を通して、お父さんの死を乗り越えていく。私も手作りのパンが食べたくなった。

  • anne@灯れ松明の火 さん

    ほしおさんの児童書。表紙・挿絵は高橋和枝さん。読みたい本にずっと入れていて、冬休みにようやく隣市で。でも、夏休みの話だった(苦笑) 父の遺したバイオリンを弾く6年生の梢は、あることで、バイオリンが弾けなくなった。母も職場を失い、気力をなくす。夏休み、母の田舎で、優しいおばあちゃん、元気をくれる親友・もん太(本名は桃子)に囲まれ、ふたりは自分を見つめ直し、これからのことを考える。不思議な小さな男の子コウは一体だれ? ほしおさんらしいファンタジー色のある、少女の成長物語。

  • Norico さん

    意外にはまってるほしおさん作品。天然酵母のパン、果物のシロップ漬け、食べ物が美味しそう!梢はきちんと前を向いていていいです。自分で決めた道を歩いて、夢を叶えてほしい。もん太もいいなぁ。

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人物・団体紹介

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ほしおさなえ

作家。1964年東京都生まれ。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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