ドイツ現代史探訪 社会・政治・経済 大阪大学新世紀レクチャー

ばん澤歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784872592979
ISBN 10 : 4872592972
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
〓澤歩 ,  
追加情報
:
21cm,209p

内容詳細

近現代史の文脈にさぐるドイツの素顔。再統一から20年。「脱原発」に舵を切り、ユーロの危機に直面する社会国家。歴史認識問題・「東ドイツ」の実像・動揺する福祉制度・隠れた多民族社会・反抗するマイノリティ・官僚主義…。今こそドイツを学ぼう。

目次 : 歴史的前提―1945年までのドイツ/ 第1部 同時代ドイツ史―20世紀末から現在へ(「ベルリン共和国」の政治―「壁」の崩壊から第2次メルケル政権まで/ システムの苦難のとき―ドイツ経済の過去と現在)/ 第2部 現代ドイツ社会を訪ねる(「過去の克服」は克服されるのか―ナショナリズムと共産主義の再評定/ 「もうひとつのドイツ」の記憶―東ドイツに生きた人々とともに/ 規則を破るドイツ人―マイリティ・抵抗者・アウトノーメ/ ジョークでみるドイツの官吏)

【著者紹介】
〓澤歩 : 1966年生。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程中退・博士(経済学)。現在、大阪大学教授。著書『ドイツ工業化における鉄道業』(有斐閣、2006。第50回日経経済図書文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  •   さん

    独に行ったので。ナチの本は大量にアレど、戦後〜を扱う本は少なく貴重。まだ一定の評価を下せていないからか。この本は、その手の教授が章ごと担当で、政治史、経済史、ナチの記憶をどう克服するか(哲学)、東独について、と進む。こうしてみると、確かに独は日本の近代の手本であったが、独は独で様々な問題があったことが分かる。向こうも高齢化問題はあるし、社会保障の削減についてなど、参考になることもあろう。個人的には、欧州とて似た問題を抱えていたりする、日本の政治等を相対化する、政策の右左、辺りの視座を得られたので良かった。

  • Teo さん

    表題の通り、現代ドイツ史を中心にドイツの社会や経済についても書かれた本。但し、どうも各研究者の専門分野をよってたかって集めた感はある。よくある研究費の成果物として出した本ではなかろうか。内容的にフクシマに拘りすぎな感もある。ただ、何故ドイツがあそこまで反応したのかはチェルノブイリがヒントとなると言うのは納得出来る。ところで表紙が有馬啓太郎なんだが、念の為に私は先に本のタイトルに目を引かれて手に取ったんだからね!w

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