学校というブラック企業 元公立中学教師の本音

のぶ (元公立中学校教師)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422120744
ISBN 10 : 4422120743
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
のぶ ,  
追加情報
:
208p;19

内容詳細

理不尽な指導と仕組みをなくし、ホワイトな学校に変える具体策。

目次 : 1 理不尽な校則を強要する教師/ 2 ブラックな学級経営をする教師/ 3 部活で暴走する教師/ 4 やばいいじめ指導をする教師/ 5 仕事を増やし続ける管理職教師/ 6 なぜ学校は変われないのか?

【著者紹介】
のぶ : 元公立中学校教師。高校時代に校則がない学校で過ごした経験から、見た目をしばる校則に対して疑問をもち、改善するために行動してきた。8年間生徒会の担当として、いじめのない学校づくりを目指す取り組みを続ける。いじめ加害者の別室指導や出席停止も経験した。妻の妊娠、出産をきっかけに、自分の働き方を大きく改革。学級担任、部活動顧問、生徒会担当、生徒指導担当を掛け持ちしながら、「学校で一番早く帰る」をモットーに行動。独身時代は残業時間150時間を軽く超えていたが、月30時間程度に縮小させた。退職後、本格的に始めたツイッターでは、学校のモヤモヤ代弁者として、理不尽な指導や文化を中心に発信中。現在のフォロワー数は 4万人を超える。DMには学校のいじめ指導に悩む保護者から、数多くの質問が寄せられている。地方ラジオ出演、テレビの取材やインタビュー出演、ニュース記事の取材など、メディアにも数多く取り上げられた。現在はIT企業に転職して、学校のDX化を提案している。二児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じゅむろりん さん

    今何かと話題のブラック校則と学校の働き方改革に興味が湧き購入。これ読んで思うのは、教師って「学問で子供を導くことに専念してほしい」ってこと。先生って教育も福祉もアスリート育成も、家庭教育も請け負っている印象。我が子が大変お世話になった恩師には感謝しかないけど、あんまり頼りすぎじゃないかな。熱血ドラマ(古い)に憧れて教師になっても辞めたくなるわな。今も続く校則を見て笑っちゃうけど、当の先生たちは至って愚直に維持していることが悲しいですね。子供の憧れであってほしいからこそ自分達で改革してほしいな。

  • kitten さん

    図書館本。この方のツイッターは、見たことがあると思う。公立中学校の話だけど、どこの学校も似たようなものじゃないかな。定額働かせ放題な教員。無駄な仕事はなくしていこう。いじめに関する記述が興味深かった。いじめの加害者は登校停止にすることができるのに、実際に停止になったのは年間1人。いじめが原因で学校に行けなくなったのは年間500人以上。おかしいでしょ?加害者に毅然とした対応を。排除すべきは加害者である。先生がブラックな環境で働いた結果として、子供たちの教育環境が悪くなってるんだ。

  • Iwata Kentaro さん

    献本御礼。学校がなぜブラックになるかを構造的に分析した本。脱ブラックなるか。まずは謎校則の全廃から。

  • なほこ さん

    新たな学びはない。

  • てくてく さん

    ツイッター(X)でもお見かけする方の本だったので購読。仕事をひとつ増やすなら教員が今抱えている仕事を見直して不要なことをひとつ減らすことは当然だと思う。今の小学校の先生の多くはやることが多すぎて細やかな目配りができる人を潰してしまっていると思う。制服や校則は、前者は昨今の気候変動を踏まえれば柔軟に対応するべきだし、校則も趣旨を明確に説明できないものは無くせばいいと思う。私が基本的に「決まっていることだから異議申し立てをするな」が嫌いなこともあるだろうけれど。

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