1968年 ちくま新書

すが秀実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480063236
ISBN 10 : 4480063234
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
〓秀実 ,  
追加情報
:
18cm,300,2p

内容詳細

安保、ヴェトナム戦争、全共闘、そしてフェミニズム、核家族化、地方の喪失、市民の誕生…。戦後日本の分岐点となった「1968」年を、新たに発掘した事実を交えて独自に問い直す現代史の試み。

【著者紹介】
〓秀実 : 1949年新潟県生まれ。「日本読書新聞」編集長、日本ジャーナリスト専門学校講師などを経て、現在は近畿大学教員、文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • またの名 さん

    かつて抵抗と闘争の実践の中で語られた公害やフェミニズムやポストコロニアルな問題にアングラ文化までが今や大学の制度に組み込まれアカデミズム内の業績作りのためのツールになった転換の年を起点に、国内の文芸史と思想史を概観。学生運動の隆盛とそれが体制に回収されて正史とは違う周縁的な偽史の想像力に訴えるサブカルへ変わっていく推移において、左派からも右派からも直線的には語れない様々な主張や異論や運動が飛び交った状況を理想化せずに描く。『共同幻想論』にオカルト的な側面があったとの指摘は激しく同意(そこが良さでもある)。

  • 白義 さん

    1968の思想にこだわり続けるすが(なぜか変換できない)秀実が送る気合いの入った論考。全共闘前後の社会運動史や思想風土を剛胆に描写している。微温的左派への嫌悪、マイノリティ運動の勃興にサブカル、オカルト的な想像力の共同体と、予想以上に現代で再演されたり、日常として浸透しているものが多いのに驚く。吉本隆明の読みに抗い、中野重治の「村の家」を本質的に非転向者の正史に従属したロマン的な小説として読むところは圧巻。ただし、初心者が入門書として読む本ではない。前提知識を必要とするがスリリングな熱気漂う良作

  • mstr_kk さん

    再読(3回目くらい)。これまでまったく理解できていなかったので、気合いを入れて時間をかけて読みました。68年以降、反体制運動が、マイノリティの権利の主張でしかなくなり、資本主義の打破(革命)を求める運動が力をもたなくなったのはなぜか。マイノリティの権利主張は当然なされるべきことだけれども、それはもっと大きなこと(革命)につながるべきなのではないか。これがテーマでしょう。非常に勉強になりますが、愛憎なかばすることがらに対して記述が難しくなりすぎて、読み解くのが困難です。特にラストはまだわかりません。

  • なっぢ さん

    はじめて目にする固有名詞の乱舞に多少戸惑うものの、あまり変なことは言ってない。というか、正直ポストモダン左派の問題圏域を少しも出ていない気が。新左翼に内在するナショナリズムを批判し、ポスコロポストマルクス主義の成果を吸収しつつ、ポストモダンのシニシズムをニヒリズムスレスレの地点から討つ。まあ、それしかないよなと。リベラル市民程度の意識で運動したところで資本に回収されるのは自明ですし。ただこの国ではニヒルな決断主義よりも気合の行動主義のがずっと現実的。その意味で三島ってやっぱ正しい(馬鹿ウヨ並の感想)

  • Z さん

    60年代以降の社会運動、学生運動史。第三部までの現状分析まではかなり鋭い。国家、資本家、学校というリベラリズムの基盤が68年までは成立していたと見なしうる。60年の安保闘争までは大学進学率は高くなく学生がエリートとして存在し、税金を納めうるあるいは労働力を育成しうる機関として機能していたが豊かさの中の革命とも称される68年は大学がハローワークともなり得なくなってきたことを契機としており学費値上げ闘争は大学が値上げするに値しない機関たることに胚胎しており、教育機関の形骸化=社会的ポジションの金権化していく

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