コミカライズ魂 『仮面ライダー』に始まる児童マンガ史 河出新書

すがやみつる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309631578
ISBN 10 : 4309631576
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
336p;18

内容詳細

テレビ番組や映画、小説のマンガ化―“コミカライズ”作品が少年マンガ誌を大いに賑わせた時代、それは一九七一年、石ノ森章太郎原作の特撮ヒーロー番組『仮面ライダー』によって本格的に幕を開けた。同時に、オタク文化が黎明期を迎えてもいた。本書は、数々のコミカライズ作品を発表してきた当事者による貴重な時代の証言にして、もうひとつの児童マンガ史である。

目次 : 第1章 コミカライズ前史/ 第2章 テレビ創世期のコミカライズ/ 第3章 『仮面ライダー』狂想曲/ 第4章 石ノ森ヒーローの時代/ 第5章 オタクカルチャーの蠢動/ 第6章 コミカライズは終わらない

【著者紹介】
すがやみつる : 1950年、静岡県生まれ。71年、『仮面ライダー』(石ノ森章太郎原作)でマンガ家デビュー。83年、『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』で第28回小学館漫画賞受賞。大人向け学習マンガの分野を開拓し、本名の菅谷充名義にて架空戦記物を中心に娯楽小説も多数発表。2012年より京都精華大学マンガ学部で教鞭を執り、現在はふたたび執筆に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒデキ さん

    すがや先生のコミカライズで育った自分たちの世代は、「冒険王」の「新仮面ライダー」から、読み始めました ほぼ、毎月のようにあった分厚い別冊付録を楽しんでいましたが、そのために、先生が、苦労されていた記述に何故か、申し訳ない気持ちになってしまいました。 あの頃の冒険王のマンガが、テレビと違うストーリーになっていた理由も判ってしまった感じでした。

  • 更紗蝦 さん

    すがや先生御自身の体験を元にして昭和のコミカライズ事情が回想されているので、「児童マンガ史」というよりも「すがやみつる版まんが道」といった感じの内容です。本筋のコミカライズに関する記述ももちろん興味深かったですが、個人的に驚いたのは、『ゲームセンターあらし』の「ビッグコンピューターをやっつけろ!」の巻は、山田正紀先生の『襲撃のメロディ』からインスパイアされているというお話でした。私が山田正紀ファンになったきっかけは中学生の時に読んだ『宝石泥棒』ですが、素地は『あらし』を読んだ小学生の時に出来ていた…!?

  • kei-zu さん

    著者のコミカライズ作品は、私の年少期とともにあった。著者は「自分の絵に色気がない」と書くが、男子読者向けサービスシーンに、それでもドキドキした記憶がある。 「豆知識など読者にお土産を用意する」とも記述あるが、戦闘機漫画で「ジャミング(レーダー妨害)」を知った知った際は、確かにお得感がありました。 驚くのは、膨大な仕事の量と、通信制で大学を卒業後、現在は大学教授を務めていること。著者が漫画で描いたヒーローの活躍にも重なります。

  • てら さん

    すがやみつる一代記と言うべき一冊。「ゲームセンターあらし」以前のことは何も知らなかったので、大変面白く読ませていただきました。登場する人々がことごとく大物ばかりで、現代から見ればとんでもない逸話ばかり。この時代(1960年代〜70年代)の漫画・テレビ業界のカオスぶり・突進ぶりがうかがえます。しかし記述からは著者の誠実さ・丁寧さが伝わる良作でした。

  • ちゅるふ さん

    桜多吾作氏や石川賢氏にも、こういうジャンルで書いてもらいたかった。

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人物・団体紹介

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すがやみつる

日本マンガ学会、日本推理作家協会会員。1950年、静岡県富士市生まれ。マンガ家アシスタント、編集プロ勤務などを経て1971年から石森プロに所属し、同年、『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。多数のコミカライズ作品を手がけた後、児童マンガ家として独立

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