スーベニア

しまおまほ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163912110
ISBN 10 : 4163912118
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
追加情報
:
304p;20

内容詳細

安藤シオは、30代半ばのカメラマン。大好きなのに「恋人」とは呼べない文雄。妻子のいる点ちゃんからの、不意打ちのキス。そして地震のあとで届いた元カレ角田のメール―。シオの心は揺れうごく。両親や友だちの目を気にしながら生きてきたシオが選んだ答えとは?初の長編恋愛小説。

【著者紹介】
しまおまほ : 1978年東京・御茶ノ水生まれ。作家、漫画家、イラストレーター。多摩美術大学芸術学科卒業。97年、漫画『女子高生ゴリコ』(扶桑社)でデビュー。両親は写真家の島尾伸三と潮田登久子、祖父母は作家の島尾敏雄と島尾ミホ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 美紀ちゃん さん

    聞くに聞けないモヤモヤ状態の2人。文雄さんはどう考えてるの?すごく知りたい。文雄にとって、私って?いや、私は文雄をどう思っているのか?そこが重要だよとか、自分に言い聞かせたり、グルグル。 大きな地震の時、家族や恋人、自分にとっての大事な人へ連絡するに決まってる。点ちゃん、角田は連絡をくれた。文雄からは…。 私なら、私からガンガン連絡して、ダメならダメで、あっさり引くけど。そういう感じではない。大切にしたいのだね。 そして、文太の件。 ラストには未来が見えた。 これハッピーエンドだよね? 良かった。

  • アコ さん

    主人公は34歳フリーカメラマンのシオ。曖昧な関係の文雄、妻子持ちの点ちゃん、元カレ角田のあいだで揺れ動く複雑な心情を描く恋愛長編小説。/どうしてもシオに著者を当てはめてしまう。父母のキャラや出産後のアレコレも似てるような…って過去の本などで読む限りで、だけど。(それくらい家族とセットで世に出たかただと思う。)幼なじみなどチョイ役の登場人物を多すぎるのは微妙。今回ほぼ一気読みできたからよかったけど、シーンの切替も多いから混乱しそう。悪くはないけど特によくもなかったかな。

  • keith さん

    30代の女性カメラマンの恋愛話。主人公のまわりの男がダメンズやし、主人公も煮えきらんし流されやすいし。これからどうするんやろ。

  • 阿部義彦 さん

    図書館本。2020年。文藝春秋刊。しまおまほさんが「文學界」に連載したあくまでも小説となっていますが。多分に私小説的とも半自叙伝の様にも受け取られます。主人公のシオは34歳で41歳の文雄と付き合っているが文雄はプライベートを明かさないままで忘れた頃に誘いの電話が入る。シオにはそれ以外にも恋愛の相手はボチボチいて、自由気ままに楽しんではいるが、本命はやはり得体の知れない文雄の様であるが。春には突然東北で大地震が起こり、京都に避難したり、複数の恋愛を楽しむうちに妊娠してしまうが籍をいれずに未婚の母に、、、

  • おれんじぺこ♪(15年生) さん

    なんだこの本を予約したのか全く記憶にない。最初から???って感じでお話にも入っていけず、時間をおいて何度かチャレンジしたけれど、結局挫折本となりました。ごめんなさい。

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人物・団体紹介

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しまおまほ

漫画家・エッセイスト。1978年生まれ。多摩美術大学美術学部二部芸術学科卒業。1997年に高校生のときに描いた漫画『女子高生ゴリコ』でデビュー。雑誌や文芸誌でエッセイや小説を発表するほか、ラジオのパーソナリティとしても活躍。2015年に第一子を出産(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていた

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