凍りついた瞳(め)子ども虐待ドキュメンタリー

ささやななえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087850222
ISBN 10 : 4087850226
フォーマット
出版社
発行年月
1996年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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16cm,391p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    すさまじいパワーを持った本です。95年初版、当時は児童虐待への社会的関心が薄かったように思います。アメリカで80年代後半を過ごし帰国したばかりの自分は、逆にアメリカでは児童虐待の暴露が逆にブームになっているようだった(神父による教会での性虐待の暴露にあ然としたなあ)ので、この本を手に取ったのかもしれません。まだ20代前半だった自分には、怒りと、「自分ならこうしたいのに!」という義憤ばかりがあった。今再読して、あの頃はくみ取れなかった社会の大切さ、連係プレーの重要性を読むことができました。秀逸です。

  • ネギっ子gen さん

    椎名篤子氏の『親になるほど難しいことはない』を漫画化。子ども虐待の現実を、医療・福祉関係者の目を通して描き、『YOU』連載時から、大きな社会的反響を巻き起こした、記念碑的なドキュメンタリー・コミック。萩尾望都氏の解説がいい。<抑えた線の間から伝わってくる情念にゆすぶられた。/漫画は、表現媒体としてはやわらかい。重いテーマをやわらかいもので包む。そのパラドックスが物語の本質を見やすい角度で浮かび上がらせてくれる。幼い少年や少女が絵に描かれ、形として見えるとき自然な共感性が生じやすい>と。まったく同感です。⇒

  • mike さん

     連日報道される児童虐待。親による実に惨い内容に怒を覚え、耳を覆いたくなる。虐待は虐待を生むという。とすると、以前から存在していたことになる。今のように問題視されることなく、明るみにならなかったり、死に至らなかったりしただけなのかもしれない。本書は、出口のない暗いトンネルに入り込んだようで、途中辛くなったが、半ばからは、周囲が協力し合って、家族が再生されていく光の見えてくるケースへと続くのが救い。

  • のの さん

    「虐待の連鎖」はよく聞くことばだけど、そのはじめの一歩はどこにあるのだろうと考えたとき、例えばわたし自身にある言いようのない子どもへの嫌悪感や憎悪感も種のひとつになるのかもしれないと思った。何度か読み返して支援者の視点でも落ちついて読めるようになりたい。

  • パンダプー さん

    BOOKOFF行き予定が、あまりに日焼けしているので、手元に残しました。今読んでも良作ですね。

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