ギガタウン 漫符図譜

こうの史代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022515124
ISBN 10 : 4022515120
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
125p;21

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    漫符とは何か。漫画における表現記号?や?を指すのである。漫符の説明と用法を、漫画で描いた作品です。それを「鳥獣人物戯画」のキャラクターの日常を描いたギガタウンで紹介するのである。前置きが固くなりましたが、斬新かつ実験的な作品です。こうの史代さん特有のユーモアと暖かみを感じます。どこから読んでも楽しめると思う。ちなみに後書きの漫画も面白いです。「なんで海賊王と仲間たちのワクワクする話しとか描けんかったんて」というコマに不謹慎ながら笑ってしまった。こうの史代さんの実験的な性格が現れた作品だと思う。

  • えちぜんや よーた さん

    「漫符」ってはじめて聞く言葉で「何のこっちゃ」と思った。でも読んでいるといかにもこうの先生らしい作品だと思う。「ぼおるぺん古事記」のように常に漫画の新しい境地や表現技法を追究している姿勢が伝わってきた。その意気込みを日本最古の漫画と言われる「鳥獣戯画」でおなじみの、うさぎ・かえる・さる・きつねなどのキャラクターを使って紹介しているところ発想が興味を掻き立てる。1000年前から日本人に親しまれてきたキャラクターたちによって紹介された「漫符」が、1000年後も親しまれることを祈っています。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    国宝「鳥獣人物戯画」キャラの現代版4コマ漫画♪ 現代と言ってもちょっとレトロな昭和風味。みんなのびのびチャーミングでコミカルで。■「漫符」とは、目が回ったときのグルグル、ひらめいた時の電球、 動いた軌跡の線など、漫画特有の表現記号のこと。 その漫符を1つずつ解説し、「用例」が4コマ漫画になってます。■普段マンガを読み慣れていない割には、意外や 出てくる漫符の9割くらいは分かったけれど、その用例の広さにはふむふむなるほどなのでした ( ' ᵕ ' ) (初出:2015〜17年)

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    面白い!。漫画に出てくる漫符(「💢」「💨」等の記号)の解説と実践を、漫画の元祖と言われる伝鳥羽僧正『鳥獣戯画』のキャラクターで4コマ漫画に(だから「戯画」タウンか)。この4コマがまた『サザエさん』的な家庭漫画で、歳時記の様な味わいがあるのも良い。解説に堕しておらず、漫画のみを普通に読んでも楽しめる。こうの史代は『平凡倶楽部』の頃から思っていたが、本当に芸達者である。こうのさんのお母さんが漫画を読めない人だったそうであるが、連載中にお亡くなりになったそうだ。御冥福を御祈りしたい。解説文も良い。お薦め。

  • ライマウ・フレツリー さん

    こうのさんは異次元!どんなテーマでも、“平凡な笑い”という奇跡で物語に息吹を吹き込んでくれる。本作は、そんな本質ギャグ漫画家による、ギャグ漫画そのものへのオマージュでもあるんだろうな(^_^)

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人物・団体紹介

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こうの史代

1968年、広島県生まれ。漫画家。95年『街角花だより』でデビュー。おもな著作に『日の鳥』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品)、『ぼおるぺん古事記』(古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞)、『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)、『夕凪の街 桜の国』(文化庁メディア

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