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子ぎつねと音のなる石 読書の時間

くすのきしげのり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251044877
ISBN 10 : 4251044878
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
酒井以 ,  

Content Description

旅する音楽家のジンが、宿で歌を口ずさんでいると、いつのまにか、そばで女の子が聞いていました。音楽が好きならいっしょにやってみよう、というと、女の子は、ふしぎな石をもってきてジンにわたしました。それは、たたくと美しい音のなる石「カンカン石」で…。信じることのすばらしさを教えてくれる物語!

【著者紹介】
くすのきしげのり : 児童文学作家。1961年徳島県生まれ。鳴門市在住。読み物に『やさしいティラノサウルス』『はじけろ!パットライス』(ともにあかね書房)、「ぼくらは少年鑑定団!」シリーズ『三年一組、春野先生!』(ともに講談社)、『おにぼう』(PHP研究所)など。絵本『おこだでませんように』(小学館)が、2009年に全国青少年読書感想文コンクール課題図書に、2011年にはIBBY(国際児童図書評議会)障害児図書資料センターが発行する推薦本リストに選出される。同作品で第2回JBBY賞バリアフリー部門受賞

酒井以 : イラストレーター。京都嵯峨芸術大学短期大学部卒。児童書の挿絵や表紙などを中心に活動している。大阪府在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 魚京童!

    こういう世界がいいよね。でも彼はもう一泊したから、こぎつねの信頼を勝ち取ったけど、もう一泊しなかったら、人間とは裏切るものだと思って、今後は騙していくのかもしれない。どこで転ぶかわからない。それが面白い。

  • izw

    ジンという若い音楽家が気ままに旅をしながら作曲している中で、四国のいなか町の小さな宿に泊まったときの話。不思議な女の子が持ってきたカンカン石で楽器を作る。女の子は実は子ぎつねで、夢中になって楽器を演奏しているうちに、きつね姿に戻ってしまう。ほわっとして、やさしい雰囲気の漂う物語だった。カンカン石は「サヌカイト」のこと。昨年10月に魚津で小松玲子さんのサヌカイト演奏を聞いたときには、その音色の美しさに感動した。

  • まだランプを使っている家があったころのこと、旅する若い音楽家のジンが、四国の田舎町で出会った不思議な女の子とのおはなし。 香川でしか採れないサヌカイト。自然の状態でも美しく響くこの石(サヌカイト)を初めて知りました。楽器になっていて奏者もいるとのこと。ジンが歌った歌はどんなメロディだったのかな。カラーの挿絵がふんだんに使われ、低学年から読める。

  • イカまりこ

    音の鳴る石をカバンいっぱいに持ってくるって発想がなかった。旅行カバンの中身を出しただけでよく意味が分かったなって狐の読解力にビビったw

  • 遠い日

    音の鳴る石、讃岐石=サヌカイト=カンカン石。を巡る幻想譚。放浪の音楽家ジンが出会った不思議な女の子。讃岐に伝わる化かし狐んも子どもだと見当をつけても、ジンにはその子の音楽への興味を否定できない。人でもそうでないものでも、美しい音を愛で楽しむことは同じ。どんな音がするのでしょう、カンカン石で作った楽器が奏でる音は。

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