夢色十夜 3の巻 パレット文庫

かわいゆみこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094212334
ISBN 10 : 4094212337
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
追加情報
:
187p;15

内容詳細

鷹司公爵家の子息であり、帝国大学で民俗学の教鞭をとる鷹司惟顕と、海軍中将を父に持ち、厳格な家庭に育った若手の有能弁護士の倉橋千歳。二人は学習院、帝国大学と共に過ごした親友同士で、お互いに魅かれ合っている。ある日鷹司は、従兄弟の持明院淑美から、目を白い布で隠された美しい女面を見せられた。その妖気さえ感じられる謎めいた女面に魅せられた鷹司は手許に置くことにしたのだが…。「万媚」「人面花」「隠れ鬼」「横櫛」「浜辺にて」の五話を収録。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 黎 さん

    凄みをました文章が、短くきりりとした掌編に女面が不気味な恐怖をしのばせる「万媚」。運命の女の肖像がゴチックホラーの冷たさを持つ「横櫛」。ことに「横櫛」は後書きにもあるように具体的な絵画をモデルにしているため不気味さは倍増。3巻にわたって男たちの女神として存在する惟顕の姉が、余りに端麗なために魔に魅入られる顛末が儚く可憐。着地点が穏やかで心温まるもので締めくくられているのもこの物語の完結に相応しい。

  • りょう さん

    再読。それぞれちょっと怖くて素敵な短編が詰まった3巻。でも、やっぱり『横櫛』が印象的かな。話はもちろん覚えていたんだけど、玲子さんの酷い縁談に、倉さん、ぼんやり見てないで、名乗りを上げちゃって!(鷹司、すまん!)と何度も思ってしまった(笑) でも、鷹司を泣かせることもなく、いい形で収まってよかった。シリーズはもどかしいまま終わるけど、倉と鷹司のどちらかに縁談話が来るような話も読んでみたかった。

  • 木佐 さん

    完結巻。「万媚」は印象的な女面と男面をめぐるを奇怪で美しい物語。美しいのにじわじわと来る不気味さが秀逸。「人面花」は夜な夜な現れる美しい花の中の女性に心奪われた学生の物語。「隠れ鬼」は真夜中に聞こえた子どもの声と彼らのいたずらに翻弄されていずこかへ誘われる物語。可愛らしく無邪気にすら見せながらぞくっとする展開へ。「横櫛」奇妙な手紙をよこす男とそれを含めて諸々のものから逃れようとする女の狂気の物語。2巻のお話がしっかり伏線になってパッピーエンド。「浜辺にて」1巻から3巻にかけての幕引きのための物語。

  • 毛玉ボール さん

    面白かった。綺麗に終わってるのだけど、この世界や登場人物が好きだったから、これで完結なのが少々寂しい。

  • まかろん@大人腐乙女 さん

    記念すべき読書メーター『読んだ本』登録100冊目になります。シリーズ最終巻。結局のところ、倉橋と鷹司の学友時代の甘酸っぱい憧れのような気持ち。それを大人になっても大切にしていて、友情でも恋愛でもなく、正に友愛の物語。ラスト『浜辺にて』では学友時代の2人で終わっていて、夢オチだったのか夢と現実は紙一重と言った締め括りになっていて、シリーズ全体の不思議さを一気に包んでしまいました。何より何故こんなに…と出て来た鷹司の姉玲子の結婚が円満に落ち着き、これからの2人の奇譚旅路に想いを馳せました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品