家守神 2 呪いの蝶がねむる蔵

おおぎやなぎちか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784577049846
ISBN 10 : 4577049848
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;19

内容詳細

蔵のなかの“葛籠”をあけたら、邪悪なつくも神の“呪い”が解きはなたれた!ぼくのせいで、佐伯家に次々と災いがふりかかる。でもその葛籠には、家守神たちがかつての仲間を封印したという、悲しい過去もかくされていたんだ…。

【著者紹介】
おおぎやなぎちか : 秋田県生まれ。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」会員。『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)で第45回児童文芸新人賞、「オオカミのお札」シリーズ(くもん出版)で第42回日本児童文芸家協会賞受賞

トミイマサコ : 埼玉県生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ さん

    家守神A佐伯家の座敷には4柱の付喪神がいて《家守神》として佐伯家を守っている。襖の鶴の絵の付喪神は鶴吉さん、亀の襖絵の亀吉さん、花瓶のお藤さん、掛け軸の金魚ちゃんは佐伯家の家族の服を着ると実体化できるようになった。ママの再婚で佐伯家にやってきた小学5年生の拓(たく)は付喪神たちに振り回されつつも楽しく過ごす。ところが蔵に封印されていた急須の付喪神、お蝶さんが復活し佐伯家に災厄をもたらし始めた▽妖怪バトルは大迫力。パリ旅行いけなかったのは残念だけど、拓はいい友達に出会えてよかった。

  • りらこ さん

    佐伯の家で家守神たちと出会いまた、学校でも友を得て始まる夏休みは拓にとって明るい気持ちで迎えることだろう…..と思いきや。封じられていた葛を開けたことから始まる怪異。邪悪な性質に変化したつくも神のお蝶の目覚めを呼び起こし、そのお蝶と対峙することを家守神に頼られ、自分だけでは無理と友人に頼る行動に出る。拓の成長である。また、「邪悪」の描き方がとても良い。邪悪が拡がる影響として、家族たちの気持ちがささくれだち、小さなことに苛立ち、他人を思いやれず、自分本位な考え方をしてしまうのだ。現代みたい?

  • マツユキ さん

    夏休みが始まり、ママとお父さんの新婚旅行を控えたある日、拓は蔵の中の葛籠を開けてしまい…。賑やかで楽しい家守神たちですが、そんな過去が。短くもハラハラドキドキ。色々秘密があるし、長く続いてほしいシリーズです。4コマ漫画もチャーミング。

  • 昼夜 さん

    築100年の家にある蔵の中ってどんなだろう、蜘蛛の巣は勘弁だけど宝探しとかかくれんぼしてみたい。1巻で登場人物のキャラクターを把握したことでストーリーに入り込みやすくなり、主人公拓の秘められた能力とお藤さんの右手の謎は家守神がもう1人いたことで明らかになる。3巻はどんな付喪神が出てくるのかな。

  • Midori Matsuoka さん

    すっかり家守神たちと拓の世界に夢中になってしまい、間を空けずに2巻目を読む。 佐伯家と家守神たちを描いた絵師信山勘兵衛の関係がより気になってきた…。 しかも今回新たな家守神が登場するも邪気をまとっていて佐伯家が大ピンチに。 妖怪や怪談話のようであり、家を守るという一見時代に逆行しているようで実はそこに家族の絆が描かれていたりしてとても興味深い作品。 謎が明確でとても読みやすいので、小学校中学年くらいのあやかし好きな子たちにもおすすめ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

おおぎやなぎちか

秋田県生まれ。みちのく童話会代表。『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)で児童文芸新人賞、「オオカミのお札」シリーズ(くもん出版)で日本児童文芸家協会賞受賞

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品