赤い糸

うさ (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864840798
ISBN 10 : 4864840792
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
うさ ,  
追加情報
:
22X27

内容詳細

ある日見つけた赤い糸。それを巻いていくと聴こえてくる世界の悲しみや苦しみの声。さらに糸を巻いていくとそれぞれの幸せの姿が見えます。悲しみや苦しみを巻いた赤い糸は大きな玉になっていきます。世界は幸せになれるのでしょうか?

【著者紹介】
うさ : 愛知県出身。画家・絵本作家。2001年、『ひとやすみ』が絵本コンテストで大賞を受賞。絵画と共に、絵本の創作をするようになる。2006年のボローニャ・ブック・フェア訪問をきっかけに、海外での絵本出版やアート活動を始める。2011年東日本大震災のあと、「震災で消えた小さな命展」の開催を決意し、日本各地・海外で開催。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    巻いていくと願いが叶う赤い糸。こんなにも世界はマイナスな状況が起こっているんだと感じる。子供には分かりにくそうな内容。大人向けの絵本。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    悲しみ、苦しみ、飢餓、混乱、戦争、様々な不幸に繋がっている赤い糸。 その赤い糸を巻き取っていくのは、赤い眼をした小悪魔。 巻いた糸のかたまりのようなものを太陽に引き渡すところを見ると、不思議な感じになりました。 思わせ振りな絵本です。 解決しなければならない社会問題が、じわじわと心に染み込んできました。

  • Cinejazz さん

    ある晴れた日の朝・・・「赤い糸」が落ちていました。手に取ると、ずっと先まで続いています。毛糸玉を巻くように、赤い糸を巻いていくと・・・世界の悲しみや苦しみの声が聞こえてきます。サーカスで曲芸をさせられる動物、大砲や爆弾に晒される人々の助けを呼ぶ声・・・さらに赤い糸を巻いていくと、それぞれの幸せに充ちた光景が見えます・・・戦車や鉄砲が楽器に変わり、子どもたちの明るい声が響いてきます・・・赤い糸は大きな玉になっていきます。みんな同じ空の下で、幸せに暮らせる時がやって来るのでしょうか・・・?

  • 魚京童! さん

    宗教だな。

  • なかちゅう さん

    あの、赤い糸はなんだったんだろう?それを必死にまき続けている白い小さな生き物(ウサギとおもわれる)は、誰を意味しているんだろうと考え込んでしまった。子どもにはちょっと難しいかな?

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