愛蔵版 グレイがまってるから

いせひでこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582839012
ISBN 10 : 4582839010
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
408p;19

内容詳細

犬、ひとと会う。―30年の軌跡。シベリアンハスキーのグレイ。犬が歩いたあとを、絵描きは目を掃除機にして拾い歩いた。表情、行動、季節のうつろい…。迎え入れから看取りまでの、絵描き家族との5年のいとなみ。愛犬ものがたり三部作に、あらたなスケッチ・エッセイをそえて集大成した愛蔵版。

目次 : グレイがまってるから(家族/ グレイ/ 昨日・今日・明日 ほか)/ 気分はおすわりの日(病気/ 音楽/ 昨日・今日・明日 ほか)/ グレイのしっぽ(みえない犬/ 八月/ 時を超えて)

【著者紹介】
いせひでこ : 伊勢英子。画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京藝術大学卒業。創作童話『マキちゃんのえにっき』で野間児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さたん・さたーん・さーたん さん

    犬猫に大した興味もない私も、グレイとなると話は別だ。いせひでこは私に空の匂いと風のメロディを教えてくれた人。あの頃受け止めきれなかった命の重さに、この愛蔵版で今ようやく向き合えた。第一部では飼い始めた犬と新たな日常の発見が丁寧な筆致で描かれ、第二部以降は犬を取り巻く不安や緊張感の中で銀の犬が零す雲母のかけらを取り逃すまいと筆を走らせるクロッキーのようだ。

  • isutabi さん

    グレイについての三冊の本が合体したもので一巻目は既読なんで第二巻に相当するところから。 グレイはそこにいるだけで人の心を平和にするらしい。(p.185) グレイをまってるのは私らしい(p.227) 気分はおすわりの日。私もそれでいこう。(p.241) グレイの背中から風が生まれた。(p.245) グレイのあけた穴はそこらじゅうにあって(p.260) グレイは次々にできごとを生み出し、新しいグレイを創作し、まわり中をふりまわして歩いていった。(p.265) それで、よかった。(p.403)

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いせひでこ

伊勢英子。画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京藝術大学卒業。創作童話『マキちゃんのえにっき』で野間児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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