みずうみ

いしいしんじ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309018096
ISBN 10 : 4309018092
フォーマット
出版社
発行年月
2007年03月
日本
追加情報
:
20cm,280p

内容詳細

月に1度溢れる「みずうみ」の水。水が村を浸す時、「声」は僕の中の「みずうみ」に響き渡る。伸び縮みする時間の中で、渦巻き、落ちていく。『ポーの話』から2年、待望の長篇。

【著者紹介】
いしいしんじ : 1966年、大阪生まれ。京都大学文学部仏文科卒業。2003年、『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】 さん

    *ネタバレ*絵本の様な小説ではなく…文字で綴った絵本。小説を読み解く読解力ではなく、絵本を読むときに使う"心の底から本能的に感じる"スタンスが必要になるタイプの小説だと強く感じました。不思議な世界観ですが、後読感は悪くない。考え方としては"水"などの自然の要素が人よりも上位の存在である日本古来の"神道考古学"が一番近いのかもしれません。世界は命・御魂・霊・神(本書の場合は力を持つ水)などの不可知な概念が循環して維持されている。マナとも呼べるそれを感謝し畏敬せよ!という思想観は新鮮でした。透明感ある良書!

  • ぶんこ さん

    幻想的な雰囲気からの導入部で、ちょっとした違和感を覚え、読み進めるうちに、気持ち悪くなりました。 私には合ってなかったようだと、諦めました。

  • myunclek さん

    理解しようにも次元の違う物語でした。全編に漂う独特なリズムに乗せられて、不思議な世界に迷い込んでしまった。何とも言い難い読後感です。

  • あいくん さん

    ☆☆☆日田のリベルテでのいしいしんじさんのトークショーに参加しました。「十一のはなし」という映画を観ます。いしいしんじさんの仕事と生活を描いたドキュメンタリーです。終了後に、いしいさんの「みずうみ」を買ってサインしていただきました。サイン本の「みずうみ」は不思議な構成です。第一章は、みずうみの畔に住む少年の話です。水道がない頃の話だろうと思われます。子どもはみずうみから水汲みをします。商人が日用品や農機具、塩を売りに来るというところからいつ頃でしようか。みずうみの水がなくなり、人々は立ち去ります。

  • おでんのたまご さん

    神秘的な雰囲気は嫌いじゃないと思って読み始めたけど、ちょっと私には難しかったかも…。吐き出される石、大量の水、ジューイ。全くわからん。最後の章に出てくる作家の名前が信二だけど作者本人でいいのだろうか。だとしたらこの話は…。最後は海、そして出産で終わる。この終わり方の必然性はさすがにわかった。終わりがわかれば全てよし。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

いしいしんじ

作家。1966年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。1994年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞、2012年『ある一日』で第29回織田作之助賞、2016年『悪声』で第4回河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品