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デカ物語 日本一長生きしたカバが見つめた半世紀

あんずゆき

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774321561
ISBN 10 : 4774321567
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一九五三年はまだ、動物園にさえカバがほとんどいなかった時代です。その年に、一歳で日本にやってきたカバがいました。名前は、“カバ子”。企業の宣伝用トラックに乗り、各地の町をまわったという、めずらしい経験をしました。およそ一年二か月ののち、大きくなったカバ子は動物園に引きとられ、やがて石川県の動物園に移り、“デカ”という名前に変わって、国内最長寿を記録するまでになったのです。デカが生きた半世紀のあいだには、地球環境が大きく変化し、野生動物がたくさん絶滅しました。そのために、動物園の役割やありかたが変わり、わたしたちの動物に対する考えかたやかかわりかたも、大きく変化してきたのです。そのようすを、長寿で人気者だったデカの生きざまをとおして、見ていきましょう。

目次 : 第1章 カバ子の時代(一頭の子カバ/ 水槽つきトラック/ 出発/ カバ子との旅/ きずな)/ 第2章 デカの時代(金沢動物園/ ゴンタ/ カバ舎の悲劇/ おたがいの気持ち/ 新しい動物園へ ほか)

【著者紹介】
あんずゆき : 小川未明賞優秀賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞受賞。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まげりん

    地元作品。デカ会ったことある!!こんな波乱万丈の人生だったんだなぁ。最後はうるってしました。今の動物園の動物は少しは幸せなんだろうか。

  • かち

    何度も産まれてすぐに子供が死んでしまって、悲しかったろうな…大きな動物が死んだらその場で解剖するというのを初めて知りました。 写真集があるようなので借りたい。まるで家が走っているような移動車が凄い。

  • Sarasa

    デカばあちゃんの半生を知ることができたのが良かった。亡くなった当時はよく知らなかったので、ただのニュースとしてしか見ていなかったけど、こうしてデカが生きてきた時代や関わってきた人々のことを知ると、デカの死が身近に感じて切なくなりました。児童向けなので読みやすく、すっかり感情移入してしまいました。いしかわ動物園、行ってみようかなぁ。

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