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銀ギツネのドミノ あべ弘士のシートン動物記

あべ弘士

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784052056475
ISBN 10 : 4052056477
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

家族思いの、かしこく勇かんな父さんギツネ、ドミノ。母さんギツネのスノーラフと助けあいながら、狩りや子育てをしていた。ところが人間たちが、ドミノの美しい毛皮をねらいはじめて…。キツネの家族の知恵と勇気をえがいた、シートン動物記の名作。

【著者紹介】
あべ弘士 : 1948年北海道旭川生まれ。旭山動物園の飼育係を25年間勤めたのち、絵本創作に専念。旭川にあるアトリエの裏では、毎年キタキツネが繁殖している。旭山動物園では銀ギツネを飼育していた。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞

E・T・シートン : 1860年イギリス生まれ。6歳のときに父の仕事でカナダに移住し、自然の中の農場で、様々な動物に囲まれて過ごす。美術学校で学んだのち、大自然と野生動物への愛情にあふれる動物文学を、次々と発表した。動物画家としての評価も高い。自然保護運動の先駆者のひとりで、初代ボーイスカウト団長としても活躍。著作は「シートン動物記」として、日本でも広く親しまれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒラP@ehon.gohon

    シートンの原作を簡略版にしたお話です。 圧縮された場面場面が、奥にとても大きなドラマを抱えているような感じのお話です。 ドミノとハーネイの攻防が、宿敵対決のようにも思え、氷に乗って滝に向かっていく両者には、息を呑みました。 (ネタバレ回避) ドミノとスノーラフの愛情物語も素晴らしくて、やっぱり詳細を読みたくなりました。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    あべ弘士のシートン動物記第5弾。銀ギツネのドミノの賢さ、判断力がすごい。『 ドミノ / ひとりだち/ スノーラフ / ヘクラ / 共同作戦 / 守るべきもの / 激流 / 未来へ 』

  • ビシャカナ

    銀狐のドミノとスノーラフは番であり、共に賢く優秀なハンターだった。しかし見事な銀狐であるドミノを追う人間と、ドミノにしてやられて執念に燃える猟犬ヘクラがいた。川や絶壁という舞台を活かした逃走劇はスリリングではあるが現実離れしており、狐が協力して狩りをするなど生態も空想的、だがそれだけに先が読めずに引き込まれる。そしてやっぱり、あべ弘士が描くシャープで躍動感あるイヌ科動物は見事だ。

  • 遠い日

    「あべ弘士のシートン動物記」シリーズ5。本作も渾身の画力で迫ってきます。銀ギツネのドミノの勇敢さ、聡明さ、責任感の強さ、そのどれもが群を抜いている。猟犬と猟師との駆け引き、策を弄して出し抜くドミノの一瞬の判断がすばらしいのだ。危険をかいくぐりみごとに生き抜く姿に感動を覚えました。

  • river1031

    子どもが読みやすいサイズ ドミノに感情移入しながらドキドキした

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