読書メーターレビュー

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• ekoeko さん

  読了日：2021/07/03

  藩の勘定奉行を務める父を持つ小太刀の名手・紀江は婚約者・三和十之介と破談になり十之介への想いを消せないまま藤倉勝之進を婿に迎えるが・・・。最後に紀江はやっと勝之進こそが安堵できる場所だと気が付く。「それがしが紀江どのを妻にと望み申した。その心だけはお信じくだされ」十之介の菩提寺での言葉が後戻りできなくなった後では切ない。

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