病気にならない生き方

安保徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862511836
ISBN 10 : 486251183X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
216p;19

内容詳細

無理を重ねてストレスにさらされると、体の内部環境は低体温、低酸素、高血糖にさらされる。この悪化した内部環境が続くとミトコンドリア系エネルギーの生成が不利になり、疲れやすく、やつれてくる。これが癌をはじめとする多くの病気の発症のはじまり。
このほか、夜更かしによる体調不良、自己免疫疾患など、ミトコンドリアは体のさまざまなできごとに関わっている。高気圧のときに元気が出るのはミトコンドリアパワーが上がるから。雪国に冬期のうつ病が多いのはミトコンドリアが活性化しないから。運動中の突然死の原因は急な活性化に対処するミトコンドリアのアポトーシス……。
ミトコンドリアなどによるエネルギー生成系の全体像をとらえると、体にひそむ謎は次々と解けてくる。

安保 徹
昭和22年10月生まれ。東北大学医学部卒。新潟大学名誉教授、1980年アラバマ州立大学留学中に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を製作。1989年胸腺外分化T細胞を発見。1996年白血球が自律神経の支配下にあるというメカニズムを世界で初めて解明。200本以上の英文論文を発表し、国際的に名高い免疫学者として活躍を続けている。主な著書に「免疫革命」(講談社インターナショナル)、「食事を変えれば病気は治る」(マキノ出版)、「安保徹の免疫学講義」(三和書籍)など多数のベストセラー本がある。

【著者紹介】
安保徹 : 昭和22年10月生まれ。東北大学医学部卒。新潟大学名誉教授、1980年アラバマ州立大学留学中に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を製作。1989年胸腺外分化T細胞を発見。1996年白血球が自律神経の支配下にあるというメカニズムを世界で初めて解明。200本以上の英文論文を発表し、国際的に名高い免疫学者として活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のる さん

    病気というものの認識がガラッと変わった1冊。 心の悩み、ストレスがここまで体のバランスをも崩すのか。交感神経と副交感神経のバランスで起こる細胞レベルでの生存方法の変化がガンを引き起こすこととして書かれている。ガンは決してよそから来た侵略者ではなく自分自身ということ、ガン細胞は私たちを殺そうとしているのではなく、生存し続けるための方法を変化させた結果のものだという事がよくわかる。 ガンになってしまうのは器である私たちがそう仕向けただけ。ガン細胞が生きられない環境を自ら作り出すことは可能であると教えてくれる

  • ぴよ助 さん

    はるか昔の高校生のころ、生物の教科でまる暗記した「ミトコンドリア」! この本はその真実と歴史の物語ですぞよ。 ミトコンドリアをめぐる難しい用語がいっぱい出てきますが、「身体を暖めて、腹八分目で、適度に身体をうごかしましょう。」ってことです。結局のところ。 (なぁーんだ〜〜!)

  • Ramgiga さん

    20億年前に、嫌気性菌に好気性菌が共生して、すべての多細胞生物の基である真核細胞が出来て、共生した好気性菌はミトコンドリアという細胞内のオルガネラとなった。その多細胞生物の成り立ちから、全ての多細胞生物は生命活動は、嫌気性菌由来の解糖系と好気性菌由来のミトコンドリアによるTCAサイクルのバランスの上に成り立っている。いちいち納得のスケールの大きな話で勉強になった。あと、多細胞生物は細菌の中に発生したので、ミトコンドリアだけでなく、細菌との共生系をその身に宿しているとも言って欲しかった。

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安保徹

1947‐2016。昭和22年10月生まれ。東北大学医学部卒。2015年から中央大学兼任講師。新潟大学名誉教授。1980年アラバマ州立大学留学中に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を製作。1989年胸腺外分化T細胞を発見。1996年白血球が自律神経の支配下にあるというメカニズムを

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